★はこだて国際科学祭開幕(20日)科学に親しむ「はこだて国際科学祭」が19日、開幕した。9回目の今年は「カラダも自然 健康をめぐる科学と文化を考える。」がテーマ。オープニングの講演会には7月の世界パラ陸上選手権大会に出場した函館出身の辻沙絵選手(日体大)が特別ゲストとして参加した。
★函館西署巡査部長を逮捕(20日)道警は18日、函館市千歳町、函館西署警備課巡査部長の山本圭太容疑者(35)を麻薬特例法違反の疑いで逮捕した。逮捕容疑は2月27日ごろ、留萌管内羽幌町の自宅で、違法と認識したうえで第三者から大麻とみられるものを現金2万円で買った疑い。道警本部によると、別の薬物捜査の中で同容疑者の犯行が浮上した。
★ギリヤークさん2年ぶり函館公演(21日)函館出身の大道芸人、ギリヤーク尼ケ崎さん(87)が20日、千代台公園陸上競技場で開かれた「第22回ざいだんフェスティバル」に出演。祈りを込めた演舞で、2年ぶりの函館公演を待ちわびた大勢の観客を引き込んだ。
★輸入イカ調達に1億円函館市が独自支援(22日)函館市は、スルメイカの不漁長期化に伴うイカ加工業者への緊急支援策で、業界団体の輸入イカ共同調達にかかる経費に1億円を独自に補助する方針を固めた。1キロあたり100円を助成、1000トン分を手当てする。最終調整の上、9月1日開会予定の定例市議会に補正予算案を提案する。
★函館港にヒアリわな100個設置(22日)強い毒性を持つ南米原産の「ヒアリ」が国内で相次いで発見されている問題を受け、環境省などは21日、函館港港町埠頭(ふとう)に、捕獲わな100個を設置した。同省によると、わなは24日に回収し、ヒアリが確認された場合は速やかに公表するとしている。
★全国中体連女子100メートルで石堂が全国制覇(23日)陸上の第44回全国中学校選手権大会(熊本)最終日の22日、女子100メートル決勝で石堂陽奈選手(八雲3年)が12秒05で優勝した。道南勢の優勝は2年前の同種目と、昨年の女子走り幅跳びを制した町井愛海選手(浜分卒、恵庭北高1年)に続いて3年連続。
★秋サケ好漁に期待、来遊予測前年上回る(23日)渡島管内での今季秋サケ定置網漁が、9月1日に始まる。道総研さけます・内水面水試(恵庭市)の来遊予測によると、えりも以西噴火湾(長万部町~森町)が前年比15・6%増の83万匹、えりも以西道南(鹿部町~福島町)が同27・0%増の90万匹。全道の漁獲量は、平成に入って最低だった前年を下回る見通しだが、渡島は好漁が期待できる可能性もある。
★JAL伊丹線10月から最新鋭機投入(24日)日本航空(JAL)グループ会社で地方路線の運航を手掛けるジェイエア(大阪)は10月29日から来年3月24日まで、函館―伊丹線で最新鋭機材「エンブラエル190(E190)」を投入する。機材の大型化で席数は現在と比べて約20席多い95席。全席本革シートの座席には電源コンセントを完備し、機内の快適性を売りに利用客増加を狙う。
★木古内恵心園と老健いさりびが統合(24日)特別養護老人ホーム「木古内恵心園」と、町が運営する介護老人保健施設「いさりび」が統合し、新たな町特別養護老人ホーム「いさりび」(仮称)として来年4月に発足する方向で準備が進んでいる。恵心園を運営している社会福祉法人木古内萩愛会は解散、現在のいさりびの施設を改修して新しい特養ホームとして利用する。
★森川組と町連2方面が災害協定(25日)特定建設業の森川組(函館市海岸町、森川基嗣社長)は24日、市町会連合会の第4方面(6町会、田中修司上新川町会長)と第9方面(13町会、武下秀雄高丘町会長)と災害時における物資供給などに関する協定を締結した。本社や主な工事現場に備蓄している食料品、飲料水など非常用物資を、災害時に各町会と連携して住民に提供する。森川組、町連側ともに民間同士による同様の協定は初めて。
★スルメイカ漁獲量わずかに回復連日20トン(26日)記録的な不漁が続いている函館市のスルメイカ漁が、21日からわずかに回復をみせている。函館市農林水産部によると、市水産物地方卸売市場の21~24日の生鮮スルメイカ取扱量は、いずれも20トン(速報値)を超え、浜値も低下傾向。鮮魚販売店などでは値下げの動きもみられはじめた。