★観光本番を控えホテル続々開業受け入れ強化も競争激化(11日)本格的な観光シーズンが始まるのを前に、函館・近郊では新たなホテルが続々と営業を始める。道新幹線開業で多くの旅行客が訪れた昨年は宿泊施設の不足が浮き彫りになっただけに、観光関係者は受け入れ態勢強化を歓迎する一方、ホテル業界では競争激化を懸念する声が上がっている。
★夢と期待高まる公立高校で入学式(11日)道南の多くの公立高校で10日、本年度の入学式が行われた。渡島管内16校、桧山管内4校では、新入生が新たな高校生活のスタートを切った。市立函館高校では新入生320人が出席。一人一人の名前が読み上げられると力強い返事で起立し、入学許可が与えられた。
★フェリー旅客好調、航空機は冬季振るわず(12日)JR北海道がまとめた2016年度の北海道新幹線(新函館北斗―新青森間)の利用者は約226万3000人で、前年の在来線と新幹線を合わせた実績と比べて1・6倍となった。フェリーの青函航路は、自動車を利用しない一般旅客が前年の2倍を超える月があった一方、航空機(函館―羽田線)は冬季に利用が落ち込み、明暗が分かれた。
★函館どつく本年度初の進水式(12日)函館どつくは11日、本年度最初の新造船の命名・進水式を同造船所で行った。約350人の市民らが訪れ、感動的な瞬間を見守った。同船は、パナマの海運会社の発注で載貨重量3万4000トン型木材兼ばら積貨物船「HELGA BULKER(ヘルガ・バルカー)」。
★元阪神・古溝さんが函大野球部投手コーチ(13日)プロ野球の阪急ブレーブスや阪神タイガースなどで投手として活躍した古溝克之さん(54)が今月、函大硬式野球部の投手コーチに就任した。プロの第一線で活躍した古溝コーチの存在は選手たちに大きな影響を与え、7年ぶりの春季リーグ制覇を目指すチームは活気づいている。
★函館の菓子文化紹介する冊子を初発行(13日) 函館・道南の菓子団体などでつくる「函館スイーツ推進協議会」(若杉充宏会長)は、函館の菓子文化を紹介する冊子「KA・NO・KA(菓の香)」を初めて作成した。市民や観光客に地域の和洋菓子の魅力を発信し、「函館スイーツ」のブランド形成を目指す。
★パラ夏合宿函館有力(14日)日本パラ陸上競技連盟(パラ連盟=JPA)が、函館市を強化指定選手の夏季合宿候補地とする方向で、市教委側と協議していることが13日、分かった。合宿地として決定すれば8月16~24日、千代台公園陸上競技場と函館アリーナを使う。
★GLAYの記念品コミュニティプラザに(14日)
函館市は、市役所6階の市長室前に展示している函館出身のロックバンド「GLAY」の記念品を、シエスタハコダテ(本町)4階に開設する函館コミュニティプラザに移設する。記念品は、GLAYが2013年7月、緑の島で開催した5万人を動員した凱旋ライブ後、メンバーから市に贈られた縦1・2メートル、横3メートルのフラッグやサイン入りギターなど。
★みらい館来館者2万人、目標達せず(15日) 函館市は、JR函館駅前の再開発ビル「キラリス函館」の3、4階に整備した「はこだてみらい館」「はこだてキッズプラザ」の昨年度(昨年10月15日~今年3月31日)の来館者数をまとめた。みらい館は累計1万9687人となり、当初予定の6万人に達しなかった。
★函館山登山道が開通(15日)道道立待岬函館停車場線の函館山登山道(3・6キロ)が14日午前11時に開通した。登山口ゲート前には、登頂を待ち望む約20台の車が列を作り、ドライブで函館山の春を満喫した。24日まで終日通行可能。25日から9月30日までは午後5時~同10時、10月1日から11月12日までは午後4時~同9時まで通行止めとなる。
★ハイカラ號、今季の運行開始(16日)明治期に製造され、大正、昭和初期に活躍した函館市電の車両を再現した「箱館ハイカラ號」の今季の運行が15日に始まった。レトロな雰囲気の制服を着た専属の運転士が乗り込み、現代の街並みの中で、情緒を振りまくように走る。10月までの観光シーズン限定で1日に4運行する。
★「大間訴訟費用に」ふるさと納税に大きな反響(16日)函館市が本年度から「ふるさと納税」の使途の一つに市が提訴している大間原発(青森)の建設差し止め訴訟費用を設定したところ、約10日間で昨年度の寄付実績を上回るなど、思わぬ反響を呼んでいる。3日午後1時の運用開始から14日午前8時までの受け付け実績は113件、274万7000円。