★「はこだて検定」受験者数増も合格率低下(11月28日)函館商工会議所が発表した第11回函館歴史文化観光検定(はこだて検定)の合格者数は、初級が前年比4・1%減の116人、上級が同15・4%減の11人だった。合計受験者数は同18・1%増の366人と増加したが、出題傾向が一部変わったことなどで合格率が低下した。
★小林基悦さんが民謡功労章(11月28日)民謡団体「函館悦山会」会主の小林基悦さん(78)が10月に東京で開かれた日本民謡協会主催「民謡民舞全国大会」で民謡功労章を受章した。1978年から本格的な稽古に取り組み実力を開花。89年に同山会を立ち上げ、チャリティーショーなどを通じた社会貢献にも力を注いでいる。
★北斗・上半期観光客過去最多(11月29日)高谷寿峰北斗市長は11月28日の定例会見で、本年度上半期の市内観光入り込み客数が過去最多の91万9000人になったと明らかにした。昨年度の76万6000人に比べ1・2倍。北海道新幹線開業効果が顕著に表れた。
★三浦さん「高校生建築デザインコンクール」最優秀作品賞(11月29日)道民に愛される施設のデザインを高校生から募集する同コンクールで、函館工業高校建築科3年の三浦和寧さんの作品が最優秀作品賞に輝いた。高校の農業実習管理棟を北海道らしく設計し、実際の学習に沿った機能性が評価された。
★全国学テ道南の中学国語Aが全国上回る(11月30日)道教委は11月29日までに、本年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の管内別平均正答率を公表した。道南では、小学校の国語Aと算数Aで桧山、中学校の国語Aで渡島と桧山が全国平均を上回り、基礎力をみるA問題の正答率が高いことが分かった。
★「はこだてチャウダー」新ご当地グルメ目指す(11月30日)函館市や函館商工会議所などでつくるはこだて雇用創造推進協議会は、函館の魚介類を活用した新たなご当地グルメとして、煮込み料理「はこだてチャウダー」の普及を提案している。昆布だしを使ったミルクベースのスープにイカやサケ、ホタテなどがふんだんに入ったレシピが完成した。
★新吉堀トンネル開通(1日)木古内町と江差町を結ぶ道道江差木古内線(48キロ)の稲穂峠に新設した新吉堀トンネル(上ノ国町湯ノ岱―木古内町大川間、1・5キロ)が11月30日に開通した。課題となっていた通行の安全性や利便性が高まったほか、北海道新幹線の木古内駅から桧山管内へのネットワーク機能の向上も期待される。
★断熱材剥離問題で市が健康相談窓口開設へ(1日)函館中央小学校の暖房ボイラー用煙突でアスベストを含む断熱材の剥離が見つかっていた問題で、函館市教委は11月30日、同校で保護者説明会を開いた。アスベスト含有断熱材が使用されている学校や社会教育施設に関し、健康相談を受け付ける窓口を12月上旬に開設する方針を示した。
★「クリファン」「五稜星の夢」開幕(2日)函館の冬を彩る「北海道新幹線開業記念2016はこだてクリスマスファンタジー」、国の特別史跡・五稜郭跡を電飾彩るイベント「五稜星の夢」が1日、開幕した。ともに大勢の観光客らが光のファンタジーを楽しんでいた。
★青函学生ご当地自慢(3日)学生を対象とした北海道新幹線を使った旅行企画のアイデアコンペで、地元大学生によるご当地自慢トークバトルが2日、はこだてクリスマスファンタジーステージで行われ、最優秀賞の2チームが道南と青森の魅力について語り合った。司会は青森出身で人気沸騰中の「ピコ太郎」のプロデューサーを自称する古坂大魔王さん。「物まね」とした上で「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を披露した。
★米客船函館寄港を(3日)米フロリダ州の客船運航会社「アザマラ・クラブ・クルーズ」の関係者が2日、函館港の各埠頭(ふとう)などを視察した。工藤寿樹市長は若松地区の埠頭建設計画を伝え、「街の最もいい場所にできるので客船が入ってくることを期待している。寄港時にはさまざまな支援と歓迎をしたい」と寄港検討を要請した。
★「人権」作品入賞者たたえる(4日)第36回全国中学生人権作文コンテスト函館地方大会と小学生・中学生人権ポスターコンテストの表彰式が3日、市亀田福祉センターで開かれた。一日人権擁護委員として七飯町出身で北海道日本ハムファイターズの鍵谷陽平投手が登場。プレゼンターを務め、受賞した児童・生徒にサインボールなどを手渡した。