★回転ずし、本州の大手出店攻勢(15日)函館市内、近郊では近年、本州の大手回転ずしチェーンの進出が相次いでいる。低価格を売りにしてファミリー層の取り込みを狙い、交通量が多い幹線道路を中心に出店。一方、既存のチェーン店は質の高いメニューで対抗する構えだが、個人経営のすし店は利益の減少や後継者不足で閉店する店舗が後を絶たず、業界再編の波にさらされている。
★68年ぶりスーパームーン(15日)「スーパームーン」と呼ばれる今年一番の大きな満月がみられる14日夜、函館市内では晴れた時間帯があり、68年ぶりの大接近となった月を観察できた。
★アスベスト問題、新たに6施設で断熱材剥離(16日)函館市内の学校でアスベストを含む断熱材の剥離が相次いで発覚している問題で、函館市教委は15日、アスベストを含む断熱材が使用されている市内25施設のうち、剥離の有無が分かっていなかった20施設の煙突で行った再調査の結果を発表した。新たに学校4校と社会教育施設2カ所の計6施設でアスベストとみられる物質が発見されたほか、含有の可能性がある剥離も4校で見つかった。
★函館商工会議所7~9月景気動向、景況感2期ぶり悪化(16日)函館商工会議所は、会員企業を対象にした2016年度第2四半期(7~9月)の景気動向調査をまとめた。景況感を示す景気動向指数(DI)は、前期比4・5ポイント下降の14・2で、2期ぶりに悪化した。
★全日本高校吹奏楽大会で遺愛高が2位の快挙(17日)12、13の両日横浜市の横浜みなとみらいホールで開かれた「全日本高校吹奏楽大会in横浜」で、本道代表として出場した遺愛女子高校吹奏楽局(渡部紗英局長)が初日の2位に相当する横浜市議会議長賞を受賞した。道内勢として過去最高位の成績で、局員は「精一杯の演奏ができた」と受賞を喜んでいる。
★16校で簡易給食、石綿飛散防止措置進める(17日)函館市内でアスベストを含む断熱材の剥離が発覚している問題で、簡易給食が間に合わず、休止となっていた旭岡小や戸倉中など11校でも16日、簡易給食に切り替わった。これで計16校が簡易給食となった。一方、給食再開のめどが立たないことに対し、保護者の間には栄養面での不安の声が出ている。
★ボージョレ解禁(18日)フランスのブルゴーニュ地方ボージョレ地区で生産されたワイン「ボージョレ・ヌーボー」が、17日午前0時に解禁された。函館市万代町16のSAKEBOUTIQUE越前屋(吉田央社長)ではカウントダウンパーティーを開き、ワイン愛好家約20人が香り豊かな今年の新酒の味を堪能した。
★西旭岡女性殺人、大規模な山林捜索も手掛かりなし(18日)10月31日に函館市西旭岡町1の無職、岸田友子さん(68)が自宅内で何者かに殺された事件で、函館中央署の捜査本部は17日、現場周辺の山林などで大掛かりな捜索を行ったが、遺留物は見つからなかった。有力な手掛かりはなく、凶器や犯人像の特定にも至らず、捜査は難航している。
★4校で通常給食再開(19日)函館市内の小中学校6校で、調理用ボイラーの煙突にアスベスト含有の可能性がある断熱材の剥離が見つかり、16校が簡易給食となっている問題で、市教委は18日、大気調査のアスベスト濃度が基準値以下と確認した2校を含む4校で通常の給食を再開した。
★H5系らっくる号運行終了(19日)北海道新幹線H5系車両をイメージした函館市電の超低床電車「らっくる号」(9602号車)の運行が終了した。市企業局交通部の駒場車庫で18日からラッピングをはがす作業が始まり、補修を含めて1週間ほどで元の姿となる。2014年10月から2年以上にわたって開業ムードを盛り上げてきた〝立役者〟に、関係者からねぎらいの声が上がっている。
★ドラッグストア急増、大手4社の出店攻勢続く(20日)函館市内や近郊で近年、ドラッグストアの店舗が急増している。住民に加えて北海道新幹線開業などで増加している観光客の需要を取り込もうと、各社は道南を重要な商圏と位置付けており、大手4社の合計出店数は直近2年で10店を超える。
★「エコノミクス甲子園」予選白熱(20日)高校生が金融や経済の知識を競うクイズ選手権「エコノミクス甲子園」の渡島・桧山地区予選が19日、函館市民会館で開かれた。2人一組で13チームが出場し、優勝した「函館商業高校エヌエー」など3組が全道大会の切符をつかんだ。