★寒中みそぎ、行修者求む(4日)木古内町の佐女川神社(町木古内、野村広章宮司)は毎年1月の「寒中みそぎ神事」に臨む行修者(ぎょうしゅうしゃ)を募集している。「厳寒の荒行に耐え得る心身ともに健康なこと」など要件を初めて明文化した。来年の神事に向けて2人の行修者が必要で、地域に根付いた約200年の伝統のつなぎ役を求めている。
★車いすバスケ・岩田が国際大会へ(4日) 函館の車いすバスケットボールチーム「ハダーズ函館元町ライオンズクラブWBC」に所属する岩田晋作(20、函高専5年)が11月、国内外で開かれる2つの国際大会に日本代表メンバーとして出場する。昨年に続く国際大会でのプレーに意気込んでいる。
★柔道大野陽子さんから技学ぶ(5日) 創立90周年を迎える函館柔道連盟(室田晴康会長)は10月26日、2021年世界選手権70キロ級銀メダルに輝いた大野陽子さん(小松製作所)=東京=を招いた柔道教室を函館アリーナで開いた。参加者約100人が第一線を経験した大野さんから技の極意を学んだ。
★日乃出清掃工場休炉期間のごみ排出量、想定内で処理(6日) 函館市は、日乃出清掃工場(日乃出町)の整備工事に伴い、工場内の1~3号炉すべてを停止した10月5日~18日の14日間の可燃ごみの処理実績をまとめた。期間中はごみ貯留ピット内での保管や北斗、札幌など市外施設への処理依頼など対策を講じた結果、排出量は想定の2920トンを下回る2745トンだった。
★函館どつく主力新造船が道新技術・新製品開発賞大賞(6日) 函館どつく(市弁天町、服部誠社長)の主力新造船「HIGH BULK40SE(ハイバルクヨンマルエスイー)」が今年度の道新技術・新製品開発賞の大賞に選ばれ、優れた燃費性能や二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果などが注目された。
★イカ出漁補助金延長 函館市 来年1月末まで(7日) 函館市は、小型イカ釣り漁業者の燃油代の負担を軽減することで経営の安定を図る「小型イカ釣り漁業出漁支援補助金」の交付に関し、対象期間を今月から延長した。現行制度は観光繁忙期でイカ消費が盛り上がる6~10月の5カ月間が対象で、残る漁期11月~翌1月は対象外だったが、11月~来年1月末も補助する。今季は漁期全てが補助対象になる。
★桧山の小学校が全国上回る 全国学力テスト(8日) 道教委は、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の管内別平均正答率を公表した。道南は、桧山管内の小学校の国語、算数の数値が全道の管内別で最も高く、昨年度に引き続き全国・全道平均を上回った。一方、渡島管内は小中学校ともに全教科で全国・全道平均を下回った。
★スルメイカ10月72トン 下旬豊漁も来遊遅れか(9日) 函館市農林水産部がまとめた市水産物地方卸売市場での10月の生鮮スルメイカ取扱量は、前年同期比5トン減の72トンとなった。2005年以降で最低だった23年(77トン)を下回り、10月として過去最低を更新。ただ、10月下旬以降、まとまった量の水揚げがあり、来遊が遅れているとの見方も。関係者は今後の漁模様を注視している。