★縄文の魅力発信を考える(22日) 渡島総合振興局は21日、函館蔦屋書店で「縄文世界遺産登録3周年記念フェスタ」を開いた。佐藤秀行局長、大泉潤函館市長、湖池屋(東京)の加藤哲哉北海道支店長がトークセッションを行い、縄文の魅力発信について語り合った。約100人が来場した。
★認知症に正しい理解を(22日) 世界アルツハイマーデーの21日、函館市は五稜郭タワーを認知症支援のシンボルカラーのオレンジ色にライトアップし、認知症への正しい理解と患者への支援を訴えた。
★内村さん一般の部優勝(23日) 第60回記念江差追分全国大会(江差追分会、町主催、函館新聞社など後援)は最終日の22日、町文化会館で一般・熟年の各決選会と少年大会を行った。審査の結果、一般の部は札幌市の内村義徳さんが追分日本一の栄光をつかんだ。熟年の部は札幌市の佐藤美枝子さん、少年の部は千歳市の中学1年生、近藤佳星さんが頂点に立った。
★初の1カ月ロングラン(24日) 函館市は10月1~31日の1カ月、五稜郭エリアのにぎわい創出を図る「五稜郭まちなかフェスティバル」を本町、梁川町などで開く。今年は初のロングラン開催で、期間中毎週末にイベントを予定。14日は函館初開催となる体験型イベント「チャンバラ合戦~戦IKUSA~五稜郭合戦」を実施するなど、家族連れで楽しめるコンテンツを通じ、幅広い年代の来街を促す。
★多彩な競技で秋満喫(24日) 道立道南四季の杜公園(函館市亀田中野町)で23日、運動会イベント「四季の杜ンピック」が開かれた。広々とした公園で多彩な競技を繰り広げ、参加者がスポーツの秋を満喫した。
★松前高の主権者教育選出(25日) 日本最大の政策コンテスト第19回マニフェスト大賞(実行委主催)の優秀賞候補となるエリア選抜が24日発表され、3月の松前町長選に合わせて松前高校(浜名一博校長)が主権者教育の一環として実施した政策比較授業と模擬投票の取り組みが選ばれた。早稲田大マニフェスト研究所の協力で本紙が実施した候補者の政策アンケートを掲載した特集紙面を活用した。
★がん検診受診率、大幅増(26日) 函館市は、2023年度に対象者を40歳の市民にも拡大したがん検診無料クーポン券配布事業について、検診の受診率が胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸(けい)がん検診で前年度より6・7ポイント~8・7ポイントの大幅増になったことを明らかにした。ただ、市でのがん検診の受診率は全国、全道に比べ低迷しており、市は対象年齢でなくても検診を受けてもらえるよう個別の受診勧奨を強化する考え。
★道南への影響探る(26日) 先史時代の水田稲作文化の影響が道南にも及んでいたことを明らかにするため、弘前大の上條信彦教授らが29日まで下添山遺跡(北斗市常盤)で発掘調査を行っている。続縄文時代前期(約2200年前)に当たるとされる同遺跡からは当時の交易をうかがわせる石器などが出土し、上條教授は「本州が弥生文化に移った後も、津軽海峡を挟んだ密接な交流が続いていたことが明らかになりつつある」と話す。
★看護系市立大新設、最大70億円(27日) 函館市が開設の可能性を検討する看護系大学・学部を巡り、市は新たに設置形態と整備費(概算)の試算を公表した。市立大を新設する場合は65億~70億円、公立はこだて未来大への学部増設は11億~40億円とする5つのパターンを算出、定員は50~70人とした。検討に必要な基礎資料とするが、市は修正案を提案する考え。
★洞爺丸台風70年、犠牲者悼む(27日) 青函連絡船洞爺丸など5隻が遭難し、多くの犠牲者を出した洞爺丸台風から70年となる26日、市七重浜7の「颱風(たいふう)海難者慰霊碑」前や七重浜共同墓地で、犠牲者を追悼する慰霊法要があった。遺族や一般参列者が手を合わせ、70年の節目に大惨事の教訓を後世に伝えることを誓った。
★石破新総裁に期待と批判交錯(28日) 岸田文雄首相の後継を決める27日の自民党総裁選で、石破茂元幹事長(67)が新総裁に決まった。10月1日招集の臨時国会で石破氏が次期首相に就任する見通しとなったことを受け、道南の政党関係者からは期待と批判の声が交錯した。