★グルメサーカス盛況(8日) 道南最大級の食の祭典「はこだてグルメサーカス2024」(実行委主催)が7日、函館市松風町のはこだてグリーンプラザと太陽パーキングを会場に開幕した。函館・近郊、ゆかりのある都市の94団体が計103のブースを出展。訪れた市民や観光客は普段食べることのできないご当地グルメや買い物を楽しんだ。
★一般会計27億円の黒字(8日) 函館市がまとめた2023年度の各会計決算によると、一般会計の歳入と歳出の差額から24年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は27億1145万円の黒字となった。歳入は市税収入や地方交付税が見込み額より増加し、歳出は少雪による除雪費の抑制や、災害対応の予備費に不用額が生じたことなどが要因としている。
★神輿担ぎ威勢良く(10日) 湯倉神社(函館市湯川町2、伊部宗博宮司)の創建370年記念大祭の本祭が8日、開かれた。神輿渡御(みこしとぎょ)では、担ぎ手が威勢の良い掛けを響かせ湯川地区を練り歩いた。
★複合商業施設、12月20日(11日) 不動産管理業の一位物産(函館市本町、村上幸義社長)は10日、自社で所有するイチイビル=旧イトーヨーカドー函館店(美原1)を活用した複合商業施設「グランディールイチイ」について、12月20日に開業すると発表した。
★函館駅乗り入れ、フル規格で(11日) 函館市は、北海道新幹線の函館駅乗り入れ検討に関する進捗(しんちょく)状況を公表し、フル規格新幹線車両を札幌・東京両方面から乗り入れを行うことを基本に検討を進めると明らかにした。乗り入れで発生する車両の調達費用をJR北海道に求めないことも併せて示した。
★養殖サクラマス逃げる(12日) 函館市は、11日の市議会経済建設常任委員会で、キングサーモン完全養殖技術研究の一環で大森浜沖で行っているサクラマスの海面養殖試験のいけすの金網が破損し、魚の多くが外に逃走したと明らかにした。昨年11月に1000匹を投入したが、6月の水揚げ時に残っていたのは53匹だった。鹿礒純志農林水産部長が陳謝した。
★豪華船内、驚き堪能(12日) 函館市の港町埠頭(ふとう)に11日、MSCクルーズ(イタリア)のクルーズ客船「MSCベリッシマ」(17万1598トン)が入港し、一般を対象とした船内見学会が行われた。22人が参加し、豪華客船ならではの空間や施設、景色を堪能した。
★19年ぶり百条委(13日) 七飯町議会は12日、町が実施する道の駅「なないろ・ななえ」(町峠下)の合併浄化槽の適正化工事を巡り、地方自治法100条に基づく特別委員会(百条委員会)を設置した。百条委の設置は2005年以来19年ぶり。工事は工期内で完了しておらず、事務事業の執行が適切に行われていたか、関係者に証人尋問しながら調査する。
★農業×AI活用(13日) システム開発などを手掛けるデジタル・インフォメーション・テクノロジー(DIT、東京)は12日、市内の農場で農業分野での人工知能(AI)技術の活用法を探る実証実験を行った。技術を発展させ、将来的に収穫時期の予測や病害虫の早期発見につなげる。
★有料席導入、有効な手法(14日) 函館市議会第3回定例会は13日、6人が一般質問を行った。市は函館を代表する祭り「函館港まつり」について、花火大会などでの有料席の導入も収益確保の有効な手法との認識を示した。また、今年8月2日に行った「ワッショイはこだて」十字街・松風コースでの第1部「函館港おどり」の音響トラブルに関し、扇谷圭一観光部長が「観光客や市民に多大な迷惑を掛け、おわびする」と陳謝した。
★全量一等認定(14日) JA新はこだて七飯営農センター農産物検査場で13日、JA管内のトップを切って2024年産新米の初検査があった。出荷した町鶴野の工藤誠一さん(55)の「ゆめぴりか」13・5トンと、町桜町の田中一義さん(67)の「ふっくりんこ」6トンがいずれも全量一等判定を受けた。