★聖ヨハネ教会ゆかりの足踏みオルガン、78年ぶり「帰郷」(5日)
20世紀初頭の米国製で、1945年8月の太平洋戦争終戦直前まで函館聖ヨハネ教会(函館市元町、上平更司祭)にあったリードオルガンが、78年ぶりに同教会に里帰りした。同教会で長年オルガン奏者を務めた故吉岡幸(こう)さん(1912-2001年)が所有し、市内で保管していたものを家族が修復した。
★10月スルメイカ77トン 単価は過去最高 水産市場(7日)
函館市農林水産部がまとめた市水産物地方卸売市場での10月の生鮮スルメイカ取扱量は、前年比15トン減の77トンとなった。統計の残る2005年以降で最低だった22年(92トン)を下回り、過去最低を更新。一方、薄漁に加え、函館の観光需要が復活したことから、1キロあたりの平均単価は同165円高い1250円で、2年連続1000円を超え過去最高を記録。歴史的な不漁が続いており、今季も予断を許さない状況だ。
★TERUさんらアーティスト3人が合同絵画展(8日)
ロックバンドGLAYのボーカルTERUさんと、親交のある建築家・現代美術家TAKUMIさん(東京)、函館在住の画家SHURIさん(本名・藤倉朱里)の合同絵画展「THREE COLORS EXHIBITION」が14日まで函館ヒストリープラザ(末広町)で開かれている。11、12日には函館アリーナでGLAYのライブが行われるため、函館市内には全国各地から大勢のファンが足を運んだ。
★松前、福島で「ナラ枯れ」 ミズナラ9本枯死 道内初確認(10日)
道は松前町と福島町に生えるミズナラ計9本で、病原菌・ナラ菌が繁殖し枯死する「ナラ枯れ」被害が発生したと発表した。道内での確認は初めてで、今月中旬をめどに対策会議を開き、両町関係者と対応策を検討する。