★はこだて国際民俗芸術祭が開幕、笑顔あふれる(6日) 世界の民俗音楽・舞踊や大道芸人が函館に集まる「はこだて国際民俗芸術祭」(ワールズ・ミート・ジャパン主催)が5日、函館市元町公園などで開幕し、会場は地元住民や観光客らの笑顔であふれた。
★創業バックアップ助成金に3件採択(7日) 函館地域産業振興財団(久保俊幸理事長)は今年度の起業予定者や創業間もない事業者を支援する「創業バックアップ助成金」を決定。脱脂粉乳、おからといった未利用資源の商品化を目指す任意団体「ローカルレボリューション」の岡本啓吾代表、、大手町の「カフェ&デリマルセン」のオーナーシェフで「サンク・カンパニー」の磯谷裕二さん、養殖シミュレーション技術の開発を進める北大水産学部4年の倉橋康平さんの3件を採択した。
★松前高校3年坂本さんが総文祭書道で文科大臣賞(7日) 7月29日~4日に鹿児島県薩摩川内市で開かれた全国高校総合文化祭(文化庁など主催)の書道部門で、松前高校3年の坂本真香(まなか)さん(17)が、出展299点の頂点となる文部科学大臣賞を受賞した。同校書道部としては創部以来の初の最高賞。坂本さんは「これまで取り組んだことが最高の形になってうれしい」と喜んでいる。
★金銭関連の悩み突出 「自立相談支援機関」まとめ(8日) 函館市は、2022年4月から市内10カ所の地域包括支援センターに「福祉拠点」として整備した生活困窮者支援の自立相談支援機関の22年度の相談実績をまとめた。住居確保給付金や経済的支援など金銭的支援に関する相談が突出する一方、引きこもり、就労支援に関する相談も一定程度みられる。
★函館に初の道内拠点開設 ソフトウェア検証のベリサーブ(8日) ソフトウェア検証事業のベリサーブ(東京、新堀義之社長)は7日、同社初の道内地方拠点「ベリサーブ函館」を函館市梁川町のオフィスビル・プライム函館WEST内に開所した。同日あった開所式で新堀社長は「IT人材の雇用創出につなげ、経済、地域の振興に貢献していきたい」と決意を述べた。
★ふるさと納税、道南自治体の返礼品充実 「体験型」開発にも注力(9日) 総務省が1日に発表した2022年度のふるさと納税の寄付額で、渡島、桧山管内では森町の13万4031件、22億3067万円が最多だった。函館市は6万6872件、11億9733万円で過去最高額を更新した。各自治体とも人気商品に力を入れたり、観光客をターゲットにした現地消費型のメニュー開発も進めている。
★9月10日4年ぶり秋のバル街(9日) 函館市西部地区ではしご酒を楽しむイベント「第34回函館西部地区バル街」(実行委主催)が9月10日、同地区で開かれる。新型コロナウイルスの影響で秋の開催は4年ぶり。市内外から60店舗が参加予定。
★高校生、湯浜町会役員に(10日) 函館大妻高校3年の佐藤穂乃果さん(17)がこの春、湯浜町会(瀬尾保雄会長)の青少年育成副部長に就いた。町会活動は高齢者ばかりというイメージを変えようと奮闘中で、「大好きなまちのために頑張りたい。若い世代が活動に参加するきっかけになれば」と意気込んでいる。市町会連合会によると、市内で高校生が町会役員になるのは過去に例がないという。
★函館35・4度、観測史上初の猛暑日(10日) 函館地方気象台によると、函館市美原で9日午後3時4分ごろ、最高気温が35度を上回り、1872年の統計開始から初の猛暑日となった。同5時までの最高気温は35・4度で道内で最も高かった。厚沢部町鶉でも午後0時13分ごろに35・0度となり猛暑日。市内では日傘や氷菓などを手にし、熱中症対策や涼を求める人々が多く見られた。
★福島町長選、鳴海氏無投票で3選(11日) 任期満了に伴う福島町長選と同町議選(定数10)は10日、告示された。町長選は無所属で現職の鳴海清春氏(67)以外に立候補の届け出がなく、鳴海氏が無投票で3回目の当選を果たした。町議選は9人が立候補し、定数割れのまま無投票で当選した。
★お盆の帰省混み合う コロナ5類移行後初の夏休み(12日) 盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えた。新型コロナウイルス5類移行後、初めての夏休みシーズンも重なり、北海道新幹線のJR新函館北斗駅は多くの帰省客らで混雑した。
★輝く山車 上町巡行 姥神大神宮渡御祭クライマックス(12日) 姥神大神宮渡御祭は最終日の11日、繁華街を回る「上町巡行」を行い、まちの熱気は最高潮に達した。みこし渡御行列と13台の豪華な山車(やま)が練り歩き、山車が奏でる祭ばやしが響き渡った。