★野外劇全公演終了(8日)市民創作「函館野外劇」(実行委主催)は7日、五稜郭タワーアトリウムで昼のミニ公演を行い、第29回の全日程を終えた。今年は昼公演と2年ぶりの夜の本公演計10回で3600人を動員。大勢の人が函館の歩みを凝縮した史劇を見守り、拍手を送った。
★「コッペリア」全幕で節目祝う(8日)函館バレエアカデミー(8日)(長谷部今子主宰)の創立60周年記念公演「コッペリア」全3幕が7日、函館市芸術ホールで上演された。生徒や卒業生、ゲストの約50人で演じ、観衆を魅了。盛大に節目を祝った。
★道南部エゾシカ最大8万頭(9日)道は、南部地域(後志、渡島、桧山)の2015年度エゾシカ推定生息数を2万~8万頭と算出した。南部の生息数を明らかにしたのは初めて。道によると、東部と西部を合わせた生息数は、ピークだった10年度の66万頭より19万頭減の47万頭となり、11年度以降5年続けて減った。
★北方領土返還求め出発(9日)北方領土復帰期成同盟渡島地方支部は8日、函館市役所を訪れ、北方領土返還要求キャラバン隊の出発式を開いた。ロシアによる実効支配が続く歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の早期返還を求め、世論を盛り上げることを誓った。
★函館国際ホテル売却へ(10日)函館国際ホテルを所有する恵庭開発(札幌)が25日付で、同ホテルの株式と債券を米国の投資会社フォートレス・インベストメント・グループLLCに売却することが9日、分かった。名称を変えずに、全国で約70の宿泊施設を展開するマイステイズ・ホテル・マネジメント(東京)が運営を行う。
★サマースクール笑顔広がり20年(10日)知的障害を持つ子どもたちに楽しい夏休みを過ごしてもらう「サマースクール2016in函館」が9日、函館八幡小学校で始まった。活動は20目を迎え、約1700人の子どもたちの笑顔に貢献。今年もボランティアが12日まで「ここでしかできない経験を」と奔走した。
★遺愛幼稚園が耐震改修(11日)遺愛学院(福島基輝理事長)は、函館市元町の伝統的建造物のひとつで、1913(大正2)年に建築された遺愛幼稚園の木造2階建て園舎の耐震改修工事を実施している。工事費の一部には、本年度から市が制度を拡充した伝統的建造物を対象とした補助金600万円を活用している。
★飲酒運転「歌」で根絶へ(11日)函館方面本部はこのほど、飲酒運転根絶をテーマにした交通安全啓発ソング「あなたに届け函館マナー」を作製し、9日に同方面本部総合庁舎でCD披露会見を開いた。曲は平穏な日常生活が、たった一つのルール・マナー違反で人生を大きく変えてしまうことを印象付ける内容。管内の啓発活動に活用していく。
★姥神大神宮渡御祭閉幕(12日) 姥神(うばがみ)大神宮渡御祭は最終日の11日、「上町(うえまち)巡行」を行った。各地区の「ヤマ」と呼ばれる豪勢な山車13台が町内を巡り、370年余り変わらない輝きと熱気が夏の江差を包んだ。午後9時過ぎには、13が新地町の繁華街に勢ぞろい。太鼓や祭りばやしの音に乗り、若者が踊り回って躍動。祭礼のクライマックスに熱狂した。
★親方の遺志継ぎ稽古に熱(12日)大相撲九重部屋の福島町夏合宿が11日、横綱記念館で始まった。町出身の先代九重親方(元横綱千代の富士)が7月31に急逝し、一時は開催も危ぶまれたが、弟子たちは親方の遺志を継いで予定通り実施した。恒例の朝稽古見学には町民ら約60が来場し、黙々と四股やぶつかり稽古に取り組む力士の姿を見守った。
★函館初LCC就航(13日)台湾の格安航空会社(LCC)「タイガーエア台湾」の台北(桃園)-函館線が12日、就航した。国内外合わせて函館空港初のLCC乗り入れで、台湾からの初便でほぼ満席の177人が降り立ち、函館からは120人が飛び立った。国際線コンコースで初便の出発式が行われ、市と同社関係者が台湾からの第3の路線の誕生を祝った。
★松原君が全国コンで優勝(13日)函館水産高校品質管理流通科3年の松原裕也君(17)が、7月26に東京で開かれた「14回全国水産・海洋系高校食品技能コンテスト」(全国水産高校長協会主催)で総合優勝を果たした。筆記では史上初の100点満点を達成。同校は初の総合優勝2連覇を成し遂げ、喜びに沸いている。
★戦時下の連絡船証言を資料に(14日)函館市青函連絡船記念館摩周丸の指定管理者、NPO法人語りつぐ青函連絡船の会は、第二次世界大戦中の乗組員から聞き取りし、戦争と連絡船に関する資料の作成を進めている。同会の高橋摂事務局長は「時代背景やこれまでの文献などに証言を合わせ、詳細や物流のあり方を伝えたい」と話している。
★武者軍団バイクで出陣(14日)真夏のまちを盛り上げる松前城下時代まつり(松前観光協会主催)が13日、開幕した。初日はバイク武者軍団のパレードが行われたほか、市街地の商店街を歩行者天国としてイベントが開かれ、町民や帰省客らでにぎわった。