大人には懐かしく若い世代には新感覚の
フランス伝統菓子
昨年10月、七飯町にオープンした「ル・パティスリー・シュクル」は、20年ほど洋菓子店を営んでいた小野浩司代表の熟練の技術と、東京などで製菓の腕を磨いた娘の大谷晴香さんの若い感性、2人の力を合わせて作るケーキ、焼き菓子、パンの店。製造風景や新商品の情報は、晴香さんがインスタグラムでまめに発信し店の様子を紹介している。4月に定番になった「シャルロット」(1個420円)は代表的なフランス菓子。香りの良いバニラムースを、シロップを塗って少ししっとりとさせたビスキュイ生地で覆い、ふんわりと軽やかな食感に仕上げた。バニラムースの程よい甘さを引き立てるのは、上に乗せたブルーベリー、ラズベリー、イチゴと、中に忍ばせたイチゴのコンフィチュールといったベリーの酸味。爽やかな味わいに、ほっと心が癒やされる。
(ハコラク 2023年5月号掲載)
Le PatisserieSUCRE
七飯町本町4-23-1
☎0138‐64‐0755
9:00~18:30
火曜定休
P有り