★函館市が女性つながりサポート事業開始(25日) 函館市は、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で不安を抱える女性を支援する「女性つながりサポート事業」を本格的にスタートした。相談支援、生理用品の提供、生理に関するアンケート調査の実施、居場所づくりの4つの取り組みを推進する。
★まちなかオープンテラス盛況(25日) 函館本町・五稜郭地区のにぎわい創出を目指す「第2回五稜郭まちなかオープンテラス」(実行委主催)のメーンイベントが24、25日、本町周辺で行われた。参加店のテラス席やビアガーデン会場では市民が新型コロナウイルス対策を講じ、飲食を楽しんだ。
★松前藩屋敷が開館30周年イベント(26日) 松前藩の栄華を体験できる松前藩屋敷で24日、開館30周年イベントが開かれた。真夏の日差しが照りつける中、町内外から訪れた約1300人が国指定重要無形民俗文化財の松前神楽演舞など多彩なイベントを楽しんだ。
★紙芝居「熊四郎物語」続編完成(26日) 市立函館博物館郷土資料館(末広町、旧金森洋物店)は渡辺熊四郎(1840~1907年)を主人公とした創作紙芝居の第2弾となる「続 初代わたなべ熊四郎物語」を製作した。明治時代の函館で熊四郎が商売で成功を収め、市民生活の向上や街の発展に尽力する半生をまとめた。
★函館市内4連休にぎわう(27日) 22~25日の4連休の道南は好天が続き、行楽日和となり、市内は観光客でにぎわいを見せた。8月の盆休みを控え、観光、宿泊施設関係者からは観光客入り込みへの期待とともに、新型コロナウイルス再拡大への不安の声が聞かれた。
★函館中央病院、糖尿病・内分泌内科の診療体制を強化(27日) 函館中央病院は、4月に新設した「糖尿病・内分泌内科」の医師を増員し診療体制を強化した。日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医の高橋清彦医師(37)が今月に着任。専門外来を拡大し、より多くの患者を受け入れる。
★「縄文」世界遺産に登録決定(28日) 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は27日、函館市の垣ノ島、大船両遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産への登録を正式決定した。構成資産を有する函館市にとっては長年の悲願達成となり、今後、道南の観光振興などに大きなインパクトを与えそうだ。
★函館山でエゾシカ目撃(28日) 24日、函館山を散策中の登山者から「エゾシカを目撃した」と函館市に通報があった。市土木部は同日中にシカ出没注意を呼び掛ける看板を6カ所に設置。今後は市農林水産部と連携してエゾシカの保護を進めていく。
★垣ノ島遺跡を一般公開(29日) 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の函館市内にある構成資産の史跡垣ノ島遺跡の一般公開が28日、始まった。公開に先立ち、27日に正式決定した同遺跡群の登録と、垣ノ島のオープンを祝うセレモニーが開かれ、函館市の工藤寿樹市長ら約60人が出席し、喜びを分かち合った。
★函館でコロナ急増、3日間で30人(30日) 函館市内の新型コロナウイルスの新規感染者数が27~29日の3日間で計30人と急増している。陽性者の半数が感染経路不明で、感染力が強いインド型変異株(デルタ株)にほぼ移行しているとの指摘も。市内の大学ではクラスター(感染者集団)が発生するなど、比較的若い世代に感染が広がっており、関係機関は危機感を強めている。
★ブリ函館一大産地「知らない」57%(30日) 函館がブリの一大産地であることを知らない一般消費者が半数以上に上ることが、渡島総合振興局のアンケートで分かった。振興局が2018年度から独自事業としてブリの認知度向上を進めているが、十分に浸透していない実態が浮き彫りになった。
★函館市功労賞表彰式、館山勝博さんたたえる(31日) 函館市は30日、2021年市功労賞の表彰式をホテル函館ロイヤルで開き、市戸井消防団の前団長の館山勝博さん(72)の栄誉をたたえた。
★中体連ハンドボール全道大会で桔梗男子が初優勝(31日) 中体連のハンドボール道大会は29、30の両日、函館アリーナで行われ、決勝は男女ともに函館勢同士が対戦。男子は桔梗が30―19で巴を破り初優勝を果たした。女子は本通が20―17で巴に勝ち、2019年に続き2大会連続(昨年は中止)8回目の栄冠に輝いた。