★新型肺炎厳戒の中で卒業式(1日) 遺愛女子高校(福島基輝校長)で2月29日、第72回卒業礼拝式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、マスク着用など対策を講じ、内容も簡略化して実施。卒業生206人の門出をささやかに祝った。
★営業休止知らずにファンぽつぽつと函館競馬場(1日) 新型コロナウイルス拡大防止のため、2月29日から全発売施設の営業を休止した日本中央競馬会では、函館競馬場でも看板などを設置し入場できないことを案内した。いつもならファンが通行する正門前は閑散とし、休止を知らずに来た人に警備員が事情を説明していた。
★函館の観光地客足ぱったり(2日) 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、鈴木直道知事が緊急事態宣言として2月29日~1日に外出自粛を呼び掛けたことを受け、函館市内の観光地は両日とも客足が遠のき閑散とした。事態の収束が見えない中、入り込み客の減少は日ごとに拍車が掛かり観光関連の事業者に大きな打撃を与えている。
★塩辛餃子を開発 函館の小田島水産食品(2日) 水産加工業「小田島水産食品」(函館市弁天町、小田島隆社長)は、イカ塩辛の入った新商品「塩辛餃子(ギョーザ)」を開発した。同社のかんずり入り木樽(だる)仕込みイカ塩辛と、せたな町のブランド豚「若松ポークマン」のコラボレーション商品で、ほんのりと塩辛の香りとうま味が楽しめる。同社によると、塩辛の入ったギョーザの製品化は珍しい。
★新型肺炎警戒、道南の高校異例の卒業式(3日) 道南の多くの公立高校と一部の私立高校で2日、卒業式が行われた。当初、公立高では1日に予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた北海道の緊急事態宣言を受けて延期となっていた。各校では在校生や保護者が参加できず、ひっそりとした会場で卒業生が旅立ちの日を迎えた。
★函館マラソン、5月末までに開催可否決定(4日) 函館市教委は3日、7月5日に予定している「2020函館マラソン」の開催可否について、5月末までに決定すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、交通機関や宿泊先のキャンセルが可能な時期を踏まえた。
★ジュニアプログラミング検定で中野君1級合格(4日) プログラミング教室「D-SCHOOL北海道函館校」で学ぶ道教育大附属函館小学校5年の中野颯太君(11)が、1月13日に受検したジュニアプログラミング検定スクラッチ部門(サーティファイ情報処理能力認定委員会主催)で1級に合格した。
★公立高校一般入試(5日) 2020年度の公立高校一般入試の学力検査が4日、全道一斉に行われた。道が新型コロナウイルスの緊急事態宣言を出す中、受験生は動揺を見せず、合格を目指して、力を出し切った。
★クルーズ船寄港新たに7回予約11回はキャンセル(6日) 函館市議会は5日、各会派による代表質問が始まり、3氏が登壇した。工藤寿樹市長は、新年度に函館港に寄港するクルーズ客船に関し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、同日現在で11回のキャンセルが出た一方、新たに7回の予約が入ったことを明らかにした。
★旧ロシア領事館売却再考を市民団体が要望書(7日) 函館市が新年度、公募型プロポーザルによる売却を実施する旧ロシア領事館(船見町17)をめぐり、8つの市民団体が共同で売却に反対する要望書を市に提出していたことが、6日までに分かった。団体側は「市の決断は歴史軽視」と主張し、市が所有しながら利活用を図るよう求めている。