★鹿部町長選で盛田氏が大差で初当選(6日)任期満了に伴う鹿部町長選は5日に投票が行われ、即日開票の結果、新人で前観光商工課長の盛田昌彦氏(45)=無所属=が2036票を獲得し、前副町長の佐藤明治氏(59)=同=に1110票の大差をつけて初当選した。盛田氏は同町としては歴代最年少の町長となる。
★「北前船」日本遺産認定を申請(7日)江戸時代から明治時代にかけ、北前船の寄港地として栄えた函館市を含む全国7道県の11市町がこのほど、文化庁に北前船文化の日本遺産認定を申請した。寄港地が連携して北前船の歴史的な魅力を国内外にPRし、観光誘客や地域振興につなげる狙いだ。結果は4月下旬に公表される見通し。
★渡島町村会、新会長に大森木古内町長(8日)渡島町村会(9町)の定例総会が7日、ホテル法華クラブ函館で開かれ、任期満了に伴う役員改選で川村茂鹿部町長に代わり、副会長の大森伊佐緒木古内町長を新会長に選出した。任期は2年間。
★函館市の総合戦略評価、達成状況「順調」18施策(8日)函館市は7日までに、人口減少対策などを盛り込んだ「市活性化総合戦略」(2015~19年度)の昨年度施策評価結果をまとめた。5カ年計画で掲げている24施策について、市が示した達成状況の評価は「順調」が18施策、「一定の成果有り」、「一部成果有り」がともに3施策、「成果なし」はゼロだった。
★函館海上冬花火始まる(9日)2月の冬空を彩る「函館海上冬花火」(実行委主催)が8日、函館湾豊川埠頭(ふとう)で始まった。約2000発の花火が次々と澄んだ冬空に打ちあがり、市民や観光客を魅了した。
★青函トンネル先進導坑で形状変化(9日)JR北海道は8日、青函トンネル(53・85キロ)で排水・換気の役割を担う「先進導坑」内の一部で、路盤の隆起など形状が変わる異常が発生していると発表した。トンネル周辺の地盤が弱く、外側から大きな圧力がかかったことが要因とみられる。
★福島町が「昆布プロジェクト」立ち上げ(10日)福島町は、静岡の総菜メーカー「ヤマザキ」および福島吉岡漁業協同組合と、未利用資源の早採りコンブを活用した6次産業化に向けて「福島町昆布プロジェクト」を立ち上げ、9日に事業化合意書への調印を行った。地元関係者は雇用創出や地域経済の活性化に期待を寄せている。
★海藻活用研究会が発足(10日)函館の産学官が連携し、大型海藻の有効活用や産業化を図るため「海藻活用研究会」(会長・安井肇北大大学院水産科学研究院長)が発足した。近年、海のスーパーフードとして注目される函館産アカモク(褐藻)を使った粉末の食品原料化を目指す。年内をめどに、商品を発売する予定だ。
★昭和タウンプラザに「ジーユー」出店計画(11日)函館昭和タウンプラザ(昭和1)に、ユニクロなどを展開するファーストリテイリング(山口)の低価格衣料ブランド「ジーユー(GU)」が出店する計画があることが10日、関係者への取材でわかった。また、同社がすでに同プラザ内で展開しているユニクロも同プラザ内で移転増設し、店舗規模を約3倍に拡大する計画としている。
★函館市新年度予算案、一般会計1371億円(11日)函館市は10日、2017年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初予算比0・6%増の1371億2000万円。3年連続で収支均衡予算を編成してきたが、地方交付税や地方消費税の減少などで財源不足が生じるため、4年ぶりに減債基金から5億円を繰り入れる。
★札幌国際観光、新設ホテルさらに大型化(12日)札幌国際観光(札幌)は、函館市大手町22に建設する「函館センチュリーマリーナホテル(仮称)」について、当初の計画を一部変更して建築規模を拡大する。予定していた13階建てから15階建てにすることで、客室は50室ほど増えて約290室に拡充。2018年秋に開業する予定で、北海道新幹線開業と格安航空会社(LCC)の新規路線就航で増加する国内外の宿泊需要の取り込みを狙う。