★ウェルネスGAMES始まる(28日) 体験や講演を通じ健康に関心を持ってもらう「ウェルネスGAMES」(はこだて市民健幸大学実行委主催)が27日、函館アリーナで始まった。運動会やサッカー教室、栄養に関する講演のほか、元サッカー日本代表の中沢佑二さんのトークショーなど多彩なプログラムを展開し、来場者が楽しんだ。
★大沼で氷切り出し始まる(29日) 2月10~12の3日間、七飯町の大沼公園広場で開催する「第58回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)で使う湖氷の切り出し作業が28日、大沼湖東大島付近で始まった。今冬は気温の高い状況が続き昨年より2日遅れての開始で、ジャンボ滑り台などに使用する約1000枚を切り出す。
★生活習慣病予防に重点(30日) 函館市は、国民健康保険加入者の健康保持増進を図る「第3期データヘルス計画」のたたき台をまとめた。生活習慣病の発症予防と、健診で医療措置が必要と判定された人に受診勧奨する重症化予防を重点にした。2月上旬に実施するパブリックコメント(意見公募)を経て、3月下旬に成案化する。
★繁茂したフノリ摘み取る(30日) 人工礁を使ったフノリの摘み取りが29日、北斗市沿岸で始まった。茂辺地地区では、上磯郡漁協はまなす支所茂辺地フノリ部会の会員やアルバイト約10人が、人工礁に繁茂した赤茶色のフノリを手で摘み取っていた。
★町長を減給処分(30日) 第1回臨時七飯町議会が29日開かれ、昨年国道5号(赤松街道)沿いに生えるケヤキを伐採した問題の責任を取り、杉原太町長を減給10分の2(3カ月)の処分とする条例改正案など議案3件を原案通り可決し、閉会した。
★歴風文化賞に3件(30日) 函館の歴史的風土を守る会(歴風会、佐々木馨会長)は、第41回歴風文化賞を発表した。保存建築物に「武内洋美邸(旧阿部文男邸)」(函館市青柳町)、団体賞に「箱館稜雲社」のほか原風景として「弥生坂」の計3件。
★台湾人観光客対象に動画作成(31日) 函館国際観光コンベンション協会(森健二会長)は、国際定期航空便就航で増える台湾人観光客の道南周遊観光を促進しようと、プロモーション動画の作成に着手した。課題となる冬季の魅力を紹介するため、道南在住の台湾人によるモニターツアーを実施し撮影。2月末に動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開を予定し、一層の旅行需要喚起につなげる考え。
★認知症支援手厚く(1日) 函館市は、第10次市高齢者保健福祉計画と第9期市介護保険事業計画の素案をまとめた。認知症高齢者の増加が予想されるため、認知症支援を手厚くし、本人や家族のニーズと認知症サポーターを中心とした支援者をつなぐ仕組み「チームオレンジ」を整備する。介護職員の人材確保では、小中学生に対し介護分野の魅力を伝え、高齢者支援の疑似体験を提供する「介護の仕事魅力発信教室」の開催などを盛り込んだ。
★函病DMAT第2陣出発(1日) 能登半島地震の医療支援のため、市立函館病院(森下清文院長)の災害派遣医療チーム(DMAT)が1月31日、石川県に出発した。同病院としての第2陣で、メンバー5人は病院職員約50人に見送られ、空路で被災地に向かった。
★ダブル化実現、誘客期待(2日) 台湾の新興航空会社スターラックス航空が1日、函館―台北(桃園)に初就航した。昨年5月のタイガーエア台湾に続く2社目で、ダブルトラッキングが実現した。函館空港国際線ターミナルで就航記念セレモニーを行い、市や北海道エアポートの関係者が横断幕を手に、第一便の乗客177人を歓迎した。
★ラ・サール高で卒業式(2日) 函館ラ・サール高校(斉藤瑞木校長)の卒業式が1日、同校で開かれ、卒業生113人が学びやを巣立った。道南の高校では最も早い卒業式。新型コロナウイルス禍で開催規模を縮小していたが、4年ぶりに通常に戻し在校生約200人も参加、先輩を見送った。
★道南スルメイカ317トン、過去最低更新(3日) 今季の道南スルメイカ漁が1月末で終了し、函館市水産物地方卸売市場での生鮮スルメイカ取扱量(昨年6月~今年1月末)は、前年比231トン少ない317トンで確定した。統計の残る2005年以降で過去最低を更新した一方、1キロ平均単価は過去最高の1344円と初めて1000円を上回った。