冬を乗り切るには?
今年もまた厳しい冬がやってきました。高齢者の方たちにとって「冬」は寒さや積雪のために活動が制限されることも多く、心身の機能が低下してしまう大きな要因となります。「寒いから外へ出たくない」「道路が凍って危険だから外に出られない」、はたまた持病がある方には寒さのせいで痛みやしびれが強くなったりして、外へ出たくても出られないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
北海道の冬は4~5カ月間の長期に渡りますので、その間「閉じこもり」の状況になってしまうと、「体力や筋力の低下」や「認知症の進行」を招きやすくなってしまいます。そうならないためには、ご自宅でも普段から簡単にできる運動(足踏みや簡単な体操でも可)を行ったり、認知症予防のために脳のトレーニング(市販のドリルや、塗り絵など)を行うことが大事です。
また、時々で良いので、外に出ることにもチャレンジしてみましょう。最近では優れた滑り止めのブーツ(長靴)もありますし、登山に使われるようなステッキも使用すると、冬道も安心して歩けますよ。外に出ることは体力を維持するのにも有効ですし、外で脳に良い刺激を与えることで認知症予防にもなります。どうしても一人で外に出ることが難しい方は、デイサービスの利用を考えてみてはいかがでしょうか?デイサービスセンターではご自宅までの送迎もしてくれますし、スタッフの方たちの見守りや介助を受けながら、安心して体を動かせます。ご自宅ではできないレクリエーションなどの活動もできますよ。また、ほかのご利用者様たちと交流を持てるのも普段の生活に「豊かさ」を与えてくれますね。
いまだにコロナウイルスの影響はありますが、感染予防対策をしながら活動的に過ごすことで、長い冬を乗り切りましょう。そして心身ともに元気で、また春を迎えたいですね。
(ハコラク 2023年1月号掲載)
デイサービスセンター ながだい
函館市日吉町3-39-24 2F
☎0138-87-0939
■利用時間/9:00~16:10
■利用定員/1日10人
■定休日/日曜