〝あかふう〟で親しまれる市民憩いの街中レストラン
赤い風車を付けたサイロ風の外観が目印、〝あかふう〟の愛称で親しまれるレストラン「赤い風車」。レンガ調の壁やランプ、アンティーク風木製チェア…、店内は昭和の面影が色濃く残っている。オーナーは1989年に店を引き継いだ2代目の渡辺徹さん。24歳の時にこの店に入り、調理も接客もすべてここで覚えた。メニューはハンバーグやグラタン、ピラフ、パスタ、ピザからパフェまで約100種類。人気は渡辺さんが「見た目、匂い、食感と洋食の臨場感を楽しんでほしい」と話す、熱々の鉄板に乗った「チキンソテーのメンテルバター添え」(945円・ライス別)。しょう油を掛けるとパチパチという音とともに立ち上る香ばしい湯気が食欲を刺激。皮がパリパリのチキンはレモンやパセリが香るバターとしょう油が染み込み、ご飯もどんどん進む。昼の会社員や買い物途中の年配客、学校帰りの学生、飲みの締め…誰もが気取らずに、いつでもお腹を満たせる憩いの場は、安心感とぬくもりにあふれている。
(ハコラク 2020年1月号掲載)
赤い風車
函館市本町32‐9 2F
☎0138-54‐3625
11:00~翌6:00
火曜定休
喫煙可