多彩な場面に応える料理と空間で
おいしさと楽しさを柔軟に追求
今年4月に開業15周年を迎えた「焼鳥DINING天」。店主の佐藤勇一郎さんは、天井の“天”と数字の“10”、2つの意味を持つ「天TEN」という店名に、「十指を持って最高のもてなしをし、お客様にとって1番の店に」との思いを込め、24歳で開業。カウンターや完全個室の掘りごたつ席がある落ち着いた雰囲気の空間は、デートから宴会まで、幅広いシチュエーションで選ばれている。
備長炭でいぶすように焼き上げる香り高い焼き鳥をはじめ、ホエー豚の旨みを引き出す「ちりとり鍋」や自家製ソースのピザが人気を集めるなど、焼鳥居酒屋としては珍しいメニューも手掛ける佐藤さん。「こだわりを持つとそれが完成形になってしまうので、食べておいしく、来て楽しい、そこだけにフォーカスして少しでも進化していきたい」と柔軟に客からの要望も取り入れてきた。「常連さんはもちろん、函館を離れた人や以前ここで勤めていた人たちがいつでも帰って来られるよう、長く続けられたら」と、気負う事無く楽しみながら日々カウンターに立ち、誰もが笑顔で過ごせる店を築いている。
(ハコラク 2021年6月号掲載)
焼鳥DINING 天TEN
函館市本町22‐11
☎0138‐31‐2346
18:00~翌2:00
(フード1:00L.O、ドリンク1:30L.O)
日曜定休(月曜不定休有り)
喫煙可
クレジットカード利用可