薪式グリルで焼き上げる
香ばしいパテと男爵イモの絶妙なハーモニー
「男爵ラウンジ」内のレストランでは、道内に数台しかないという薪式グリルで焼き上げる肉料理と、テイクアウト用のコロッケやフライドポテトなど男爵イモにこだわったジャガイモ料理を中心に提供している。地元ブランド牛・はこだて大沼牛をカジュアルに楽しめる「大沼牛バーガー」は季節限定品やコラボメニューも用意。石田隼人料理長が「食べやすく、目でも楽しんでもらえるようにしたかった」と、厚さのあったパテを平らにし、男爵イモのポテトサラダやトマトなどの具材は変えずに、重ねる順番を変えて今年４月にリニューアルした。パテは肉の味をしっかりと堪能できる粗挽きを使用し、丹念に塩もみすることで旨味をグッと閉じ込め、さらにチーズを加えてコクを出したという。フライパンで表面を焼き固めてから薪式グリルで仕上げたパテからあふれる肉汁と、赤ワインをほんのり利かせたデミグラスソースが、ポテトサラダやバンズに程良く染み込む。巧みな一体感をじっくりと味わいたい。
（ハコラク ２０２２年１２月号掲載）
ＴＨＥ ＤＡＮＳＨＡＫＵ ＬＯＵＮＧＥ
七飯町峠下３７９-３
☎０１３８-８２-８８８８
１１：００～１４：３０Ｌ.Ｏ
※営業時間は変更になる場合あり
無休 禁煙
Ｐ有り
キャッシュレス決済利用可
至極のハンバーガー⑦／ＴＨＥ ＤＡＮＳＨＡＫＵ ＬＯＵＮＧＥ
粗挽き肉のパテを中心に歯切れよく食べられるように工夫した「大沼牛バーガー」（フライドポテト・ドリンク付き１，３５０円）。じっくり煮込んだデミグラスソースは子供も大人も好きな甘めの味。
函館市昭和の「一井すずき精肉店」とコラボした季節限定メニュー「一井すずき精肉店のベーコンハンバーガー」（フライドポテト・ドリンク付き１，６００円）は、厚切りにしたベーコンに、カナダ産メープルシロップを塗ってから焼くので、塩味と甘味が同時に感じられる。
夏は４０℃以上にもなる薪式グリルの前で火力と鉄板を自在に操る石田料理長。天井が高く開放感のある店内からは、窓の外に広がる緑豊かな景色を眺められる。
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