酒がグイグイ進むパンチの効いた特製ダレ
函館市大門地区の一角に昨年3月にオープンした「登楽居」は酒と一緒にカジュアルに味わえるジンギスカンがコンセプト。道南で飲食店経営経験のある榎本司店長が、独学で身に付けた羊肉の知識と技術を生かして、しっかりと味わいたい時やちょっとつまみたい時、どちらの気分も満たせるメニューを考案。気軽に〝一人ジンギスカン〟が楽しめるラム肉4種盛りのセットをはじめ、スタンダードな肩ロース、モモ肉のほか、ニンニクが香る塩麹漬け、ワインと秘伝のタレを利かせた大人向けの味付けラム肉といったオリジナルまでを揃える。
生ラム肉は5~7日間ほど追熟して旨みを凝縮。注文を受けるごとに丁寧に熟成具合を確認してから提供する。特製の付けダレはコチュジャンとニンニクを混ぜ合わせた力強い味。余分な肉の脂と野菜の水分を中央の穴から落とす韓国式の焼肉用鉄板で、ジューシーかつヘルシーに焼き上がる肉をつつきながら、ビールやサワー、ハイボールなどでシュワッと爽快に喉を潤したい。
(ハコラク 2024年4月号掲載)
成吉思汗 登楽居
函館市松風町7‐12
☎0138‐68‐1438
17:00~23:00
(22:30L.O)
水曜定休 喫煙可
キャッシュレス決済利用可