自家製ソースで旨味際立つ
スモーキーな炭火焼きパテ
黄色のドアが目を引くダイナー「バーガーサービスウォールデン」は昨年10月開業。腕を振るう米原久佳店主は函館市出身で、学生時代から洋画を通じてアメリカ文化に憧れ、ハンバーガー店オープンを夢見て、東京の専門店で修業を積んだ。当初は札幌市での開業を考えていたが、物件が見つからず難航。高校時代の同級生・蒲生商事の蒲生寛之常務に相談したところ、西部地区活性化を目指して出店者募集をしていた現在の場所を紹介され、オープンに至ったという。パテはアメリカ産牛肉のさまざまな部位を粗めのミンチにして、つなぎを一切使わずに混ぜた力強い肉の味と食感。備長炭を使い焼き上げるため燻製にしたような香りが立つ。炙ってトーストするバンズはカリッと香ばしい。コトコトと煮込んだケチャップ、タルタルソースをはじめ、スモークベーコンもすべて手作り。細部まで自家製にこだわり作り込んだ味が注目を集め、開業わずか１年で人気店として定着しつつある。
（ハコラク ２０２２年１２月号掲載）
ＢＵＲＧＥＲ ＳＥＲＶＩＣＥ ＷＡＬＤＥＮ
函館市大町３‐１６
☎０５０‐３１７６‐６６２９
１１：３０～１４：３０
１７：３０～１９：３０
（各３０分前Ｌ.Ｏ）
木曜定休（ほか不定休あり）
禁煙 Ｐ有り
至極のハンバーガー④／ＢＵＲＧＥＲ ＳＥＲＶＩＣＥ ＷＡＬＤＥＮ
「ベーコンチーズバーガー」（フライドポテト付き１，６５０円）に使うスモークベーコンは本場アメリカ仕込みの自家製ブレンドスパイスに漬け込んで燻煙、炭火で仕上げる。
焦がししょう油のような味わいの和風テリヤキソースとタルタルソースが好相性の「ジャパンチーズバーガー」（フライドポテト付き１，６５０円）は、日本人好みの味付けにしたという。
「ジャンクフードではないハンバーガーを食べてほしい」と米原店主。営業日時は月によって異なるため、インスタグラム＠ｗａｌｄｅｎ．ｂｕｒｇｅｒｓｅｒｖｉｃｅで確認を。
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