農業に携わるプロが厳選
新鮮野菜が主役のメニューがずらり
住宅街の一角に店を構える「炭火居酒屋まいった」は、森恵さんと函館市内で農業に携わる大槻知世さんとが共同経営する旬の野菜がメインの炭火居酒屋。カウンター５席、小上がり２卓の店内は、１人でも気兼ねなく足を運べるアットホームな雰囲気で、近隣住民や常連客がふらりと顔をのぞかせる。カウンターのガラスケースに並ぶのは１本ずつ丁寧に串打ちした看板メニュー「野菜肉巻き串」。博多名物を参考に生み出した自慢の一品で、女性客を中心にファンが多い。レタスやピーマン、ショウガなど産地直送の野菜を国産豚バラ肉で巻いて炭火で焼き上げ、旨味をギュッと凝縮。野菜のシャキシャキとした食感を残すよう、じっくりと遠火で熱を通し、独自ブレンドの塩で味付けして、肉と野菜の甘味を巧みに引き出す。また、朝採れ野菜の甘さをシンプルに楽しめる「野菜焼き」もおすすめという。野菜を熟知しているからこそのメニューやジャンルを問わない一品料理を肴にワインを傾け、森さん、大槻さんと語らう楽しいひと時を過ごしたい。
（ハコラク ２０２２年１１月号掲載）
炭火居酒屋 まいった
函館市本通２‐２‐１
☎０１３８‐７６‐１９０１
１７：００～２３：００
水曜定休
禁煙
Ｐ有り（２台）
キャッシュレス決済利用可
ぶらり秋のひとり飲み③／炭火居酒屋 まいった
カウンター越しに大槻さんとの会話を弾ませる常連客の田名辺累さん。まったりできる雰囲気が好きでよく足を運ぶという。
「野菜肉巻き串」（１本１５０円～）は、チーズのせ（＋５０円）やチーズフォンデュ（＋５００円）のアレンジも可能。時期によっては旬のアスパラガスが並ぶことも。
ナイフを入れるとトロリとあふれるカマンベールチーズが食欲をそそる「ベーコンＤＥ丸ごとカマンベール焼」（９００円）。
「串焼き」（１４０円～）と「つくね」（各２００円）は、国産肉の持ち味を生かすようふっくらと焼き上げる。
函館新聞 X（旧Twitter）
函館新聞Facebook
函館新聞Youtubeチャンネル
ハコラクInstagram