駒ケ岳の軽石を使い旨味を凝縮
魚本来のおいしさを手軽に
鹿部町製品開発研究会と道立工業技術センター、イリエ船橋商店が「魚本来のおいしさをもっと伝えたい」との思いで共同開発し、同商店が製造、直売所などで販売する「軽石干し」は、前浜で取れる町自慢のホッケ、宗八カレイ、サバのおいしさがギュッと詰まった一品。軽石の吸水力を生かし試行錯誤の末、編み出した製法でさまざまな魚に対応可能。開いた魚を水を通す「透水セロハン」に挟んで焼き塩を振り、５㎜粒の軽石の層でさらに包み余分な水分を取り除く。臭みも少なく、旨味が濃縮された身はふっくらやわらかで、うす塩味で身体にも優しい。箸が止まらなくなること請け合いだ。
（ハコラク ２０２１年６月号掲載）
イリエ船橋商店
鹿部町鹿部６８
☎０１３７２‐７‐２０１０
土・日曜８：００～１５：００営業
※平日は要電話確認
P有り
道南 逸品探しの旅へ②／鹿部町
軽石干し
製造風景
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