築１００年以上の古民家で楽しむ
サクサクとしたクリスピータイプ
明治時代に建てられた和洋折衷建築物を活用する「函館元町ホテル別邸開港庵」の１階に併設するイタリアンレストラン「ＫＡＫＩＺＡＫＩ」。「一から手作りが基本」と言う松原直美店長の提供する料理はすべて、５年間修業した神奈川県茅ケ崎市にあるイタリアンレストランの味がベース。クリスピータイプのミラノ風ピザも、今でも師匠と慕うその店のオーナーの教えを基に、試行錯誤を繰り返して完成させた自慢の一皿で、サクサクとした生地の軽さは、どんな具材とも抜群の相性を誇る。
新メニューの季節限定「しまなみリーフと生ハムとクリームチーズ」は、じっくりと焼き上げたピザの上に、広島県因島から直接取り寄せる新鮮なしまなみリーフが生のままたっぷり。爽やかな辛みとシャキシャキの食感が、しっとりとしたスペイン産生ハムと好バランスで、メインとしてはもちろんサラダ感覚の前菜や酒の肴としても好評。トロトロの半熟卵とチーズが絶妙に絡み合う「ビスマルク」などの定番メニューも揃う。
（ハコラク ２０２４年２月号掲載）
ＫＡＫＩＺＡＫＩ
函館市大町９‐１７
函館元町ホテル別邸「開港庵」内
☎０９０‐７６５４‐２７７５
１１：３０～１５：３０
１７：００～２１：００
（各１時間前Ｌ．Ｏ）
木曜定休 禁煙
Ｐ有り4台（ホテル共用）
この冬、ピザ三昧⑦／ＫＡＫＩＺＡＫＩ
「しまなみリーフと生ハムとクリームチーズ」（約２７㎝・１，６８０円）に使うしまなみリーフとは因島だけで露地栽培されている「しまなみファーム」のオリジナル葉物野菜。入荷待ちのこともあるので店に確認を。ピザの提供はディナーのみ。
「ビスマルク」（２７㎝）は、前菜盛り合わせ、コーヒーまたは紅茶、ミニデザートが付く「ピッツァセット」で提供している。
熱伝導率の低いイタリア産大理石の上で手早く生地を伸ばす
イタリアンの魅力は「自然そのものの味を楽しむこと」と語る松原店長。
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