道南各地を移動販売で巡り
こだわりの味を磨くふわふわ大玉たこ焼き
「ハマチャンのタコヤキ」は、函館市内のたこ焼き店で修業した代表の濱道悟さんが、移動販売スタイルで２０１４年に開業。21年、キッチンカーの営業を続けながら現在地に店舗を構え、注文を受けてから焼きたてを提供する店舗限定メニューもスタートした。
独特の旨みとスッキリとした甘みが特徴というあごダシに加え、隠し味を利かせて風味豊かに仕上げる自慢のたこ焼きは、道産タコの足の部分を主に使用。生地ダネを追加しながら丸々と大玉に焼き上げるため、一口で頬張るのが大変なほどのボリュームがあり、時間がたってもふんわりとやわらかな食感。特製ブレンドソースを掛ける「ソースくん」、フルーティーな甘口カレー味がクセになる「カレーソース」、６種類のハーブがスパイシーに香る「塩マヨハーブ」など、試行錯誤を重ねたアレンジにも個性が光る。道南を中心に遠方のイベントにも引っ張りだこのため、店舗で営業するのは月２回ほどだが、移動販売先でさまざまな工夫を凝らした他店のたこ焼きとの出合いを刺激に、店の味のクオリティーアップに繋げ、長く愛される味を追及している。
（ハコラク ２０２３年１２月号掲載）
ハマチャンのタコヤキ
函館市戸倉町１６４
☎０５０‐５８７５‐７４６１
１１：００～１８：１５
（１８：００Ｌ．Ｏ）
不定休
※営業日はＳＮＳにて告知
禁煙 Ｐ有り（３台）
キャッシュレス決済利用可
熱々ふわトロたこ焼き⑥／ハマチャンのタコヤキ
辛味がほとんどない「カレーソース」（６個６５０円）は、子供たちに大人気。柚子胡椒を添える「ねぎポン酢」（６個７００円）や炙りチーズのトッピング（１００円）は店舗限定。
ピリ辛で大人な味わいの「塩マヨハーブ」（６個６５０円）は、ビールに合わせるのがおすすめ。「ソースくん」（６個６００円）は、３種類のソースを独自にブレンド。
「今まで以上に味を磨いてお客様に喜んでもらいたい」と話す濱道代表は、来店客とゆっくり話ができる店舗営業も大切な時間だという。
店舗を構えた後に新調したキッチンカーは、真っ赤な車体とタコ焼きのイラストがトレードマーク。イラストは濱道店主の妻がデザインしたもので、オリジナルの缶バッジやＴシャツも販売している。
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