しっとり生地にクリームたっぷり
子供たちにも愛されるクレープを
２０１３年に開業した「ハコダテサウルス バルゴン」は、スイーツ系からデリカ系まで25種類から選べるクレープ専門店。東京でサラリーマンだった若瀬英司オーナーは、育児のため函館への移住を決め一念発起。京都府の企業のサポートを受けクレープ作りのノウハウを一から学び、道産素材を取り入れたアレンジでオリジナルの味を築いてきた。
メープル、ブルーベリー、キャラメル、ストロベリー…。好みのソースと生クリームの組み合わせを選び、季節限定の生イチゴをトッピングしたり、京都から仕入れる抹茶やあん、マロンを使うちょっぴり大人な和風クレープを堪能したり。函館牛乳などの地元食材も使いしっとり焼き上げるモチモチ生地で、生クリームをたっぷりと包み込むクレープは、焦らずゆっくり味わえるよう、時間が経っても味や食感が変わりにくく仕上げている。どれもずっしりとボリューム満点ながら、甘さ控えめで後味さっぱりのクリームとトッピングのバランスが絶妙で、小さな子供もぺろりと完食してしまう。
（ハコラク ２０２３年７月号掲載）
主な出店場所
函館市「函館空港」 「ＤＣＭホーマック石川店」
（各月１回出店） ほか、
函館中心の道南のイベント会場など
ハコダテサウルス バルゴン
☎なし
インスタグラム
「@hakodatesaurs」 のＤＭまで
絶品キッチンカーグルメ⑧／クレープ バルゴン
「メープル生クリーム」（４００円）にトッピングした季節限定の「生イチゴ」（１００円）は、７月中旬頃まで提供予定。
風味豊かな抹茶ソースと粒立つあんの甘みが、あっさりとした生クリームと相性抜群の「抹茶あずき生クリーム」（６００円）などは、年配の人からも人気。不動の人気Ｎｏ．１「チョコバナナ生クリーム」（５００円）は、「アーモンド」（２０円）のトッピングがおすすめ
「こちらが感謝しなくちゃいけないのに、お客様からありがとうと言われたり、お子さんが車に手を振ってくれたり、嬉しいやりとりに支えられて１０年続けられた」と若瀬オーナー。
２０２１年に新調した緑色のキッチンカー。創業時は同じ色のワーゲンバスで営業しており、現在の車体にも当時の愛車がイラストで残されている。
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