★伊藤大海力投無失点“侍ジャパン”悲願の金(8日) 東京五輪の野球の決勝が7日に行われ、日本が米国を2―0で破り金メダルを獲得した。鹿部町出身の伊藤大海投手(北海道日本ハムファイターズ)が7回から3番手で登板し、8回の先頭打者まで投げて無失点に抑えた。
★立秋の函館 観測史上最高の33・9度 サルには氷柱も(8日) 「立秋」の7日、函館市では最高気温気温が33・9度となり、函館地方気象台が1872(明治5)年の統計開始以来、最高を記録。秋の気配とは程遠い暑さの中、市熱帯植物園ではニホンザルたちに果物入りの氷柱が贈られ、涼を求めて頬張る姿が見られた。
★野外劇が閉幕 昼公演の来客に手応え(9日) 市民創作「函館野外劇」の第33回公演「星の城、明日に輝け」は8日、五稜郭公園一の橋広場で千秋楽を迎えた。新型コロナウイルス対策もあって今季は客席数を大幅に制限したが、全5回の公演に計743人が来場。来季以降の公演継続への手応えをつかんだ。
★函館競馬12日間の熱戦終了(9日) 日本中央競馬会(JRA)の函館競馬が8日、函館競馬場で最終日を迎えた。今年は新型コロナウイルス感染予防の観点から入場者を制限し有観客で開催。入場者は合計1万3066人。勝ち馬投票券の発売金から返還金を差し引いた売得金は約1052億6507万だった。
★「茅空」始球式で世界遺産PR(10日) 北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録を記念して、函館市教委と北海道日本ハムファイターズは9日、オーシャンスタジアムで開かれたプロ野球交流試合の対巨人戦で、道内唯一の国宝・中空土偶の着ぐるみを着た「茅空(かっくう)」による始球式など縄文関連のイベントを実施した。
★新型コロナ 医療ひっ迫に懸念(11日) 函館市の新型コロナウイルスの新規感染者数は、7月30日~8月5日の週は76人で、前の週の41人を大幅に上回り「爆発的な感染拡大と深刻な医療提供体制の機能不全への対応が必要」とされる国の指標のステージ4の基準に達した。感染力が強いとされるデルタ株(インド型変異株)にほぼ置き換わったとみられ、市立函館保健所など関係機関は、さらなる感染拡大と医療ひっ迫に危機感を募らせている。
★道南大雨 函館市で避難指示(11日) 発達した低気圧が北海道の南を進んだ影響で、渡島地方は9日夜遅くから10日にかけて大雨となった。函館地方気象台によると函館市泊町の12時間降水量264・5ミリ、24時間降水量305・5ミリが観測史上最大。同市は土砂災害の危険が高まったとして東部地域の669世帯に避難指示を出した。JRは函館―札幌間の特急が終日運休した。
★函館市の高齢者施設で職員が入居者虐待(12日) 函館市は11日、介護職員による入居者への虐待が認められたとして、社会医療法人高橋病院が設置する認知症高齢者グループホーム秋桜に対し、9月1日から11月30日までの3カ月間、新規利用者の受け入れ停止とする行政処分を通知した。市によると、同施設の介護職員(年齢性別非公表)は今年3月まで複数回にわたり、入居者(同)の飲料などに下剤を混入し下痢症状を発症させた。
★江差追分のアピール支援事業開始(12日) 桧山振興局は、道の無形民俗文化財に指定されている江差追分の次世代を担う子どもたちの歌を収録し紹介する活動を開始した。桧山合同庁舎内放送や商工労働観光課が運営するフェイスブックページで鑑賞できる。全国大会が2年連続で中止され練習や発表の機会が失われ、桧山の観光資源でもある江差追分のアピール活動を支援し活性化を図る。
★姥神大神宮のかがり火、パラリンピックの聖火に(13日) 江差町は12日、社会福祉法人あすなろ福祉会本部で東京パラリンピックの聖火を採取する「聖火フェスティバル採火式in江差町」を開いた。同法人施設の利用者が姥神大神宮のかがり火を火種に灯したトーチで、火をランタンに移した。
★函館駅に「フルーツスタジオ」オープン(13日) 道内で展開するフルーツスイーツ専門店「フルーツスタジオ」(帯広市)の函館初となる常設店が、JR函館駅1階にオープンした。旬の果物をふんだんに使ったフルーツサンドやフルーツソフトを販売している。
★北海道新幹線で“朝どれトウモロコシ”を首都圏へ(14日) JA新はこだて(本店・北斗市、横道重人組合長)は13日、北海道新幹線を使ったトウモロコシの首都圏への本格輸送に乗り出した。道南の朝どれコーンがその日の昼には店頭に並ぶ試み。JAによると、新幹線を利用した野菜の道外輸送は道内JAで初めて。
★お盆の帰省シーズン到来 混雑は見られず(14日) お盆を古里などで過ごす人たちの帰省シーズンが13日始まった。新型コロナウイルス感染拡大で帰省の自粛が呼び掛けられる中、北海道新幹線が発着するJR新函館北斗駅では混雑は見られなかった。