★コロナ終息願い1頭だけで騎馬参拝(3日) 函館市谷地頭町の函館八幡宮で2日、境内に続く134段の石段を北海道和種馬(ドサンコ)が駆け上がる「騎馬参拝」が行われた。今年は1頭だけの実施で、雪で滑りやすくなった石段を慎重に登り切った。
★混雑なく静かな初売り(3日) 新型コロナウイルスの影響下での初めての正月を迎え、函館市内の大型小売店などは2日、初売りが始まった。例年であれば福袋を買い求める客でどこも混雑する日だが、今年はコロナ禍のため客足の鈍いスタートとなった。
★函館市、西部地区再整備で民間組織の設立検討(4日) 函館市は、再整備事業を進めている西部地区で空き地や空き家などの流通をスムーズに行うため、民間ファンド「地域経済活性化支援機構」(REVIC、東京)の協力を得て、民間組織の設立を検討している。まちづくりに多数の実績を持つREVICのノウハウを生かして土地の売買や管理に取り組む考えで、市は近く実施方針を取りまとめる予定。
★亀田港町重傷ひき逃げから1年(4日) 函館西署は3日、函館市亀田港町35の市道で昨年1月に発生した重傷ひき逃げ事件から4日で1年が経つのを前に、現場付近で情報提供を呼び掛ける検問を行った。
★宿泊客にグルメクーポン配布開始(5日) 函館市が冬季閑散期の観光誘客につなげるため、市内宿泊施設の宿泊者1人に2000円のチケットを進呈する「グルメクーポン」の配布が4日、市内115カ所(4日現在)の宿泊施設で始まり、道内外から訪れた旅行客が受け取った。
★江差は観測史上2番目の高温(5日) 札幌管区気象台は4日、2020年の道内の天候状況をまとめた。全国的に気温の高い状態が続いたことで年平均気温が高くなり、江差10・9度(平年10・1度)は統計開始(1941年)以来過去2番目の高さとなった。
★水産・青果市場で初競り(6日) 函館市水産物地方卸売市場(豊川町)と市青果物地方卸売市場(西桔梗町)で5日朝、年始恒例の初競りがあった。新型コロナウイルス感染拡大防止のためセレモニーは中止したが、市場関係者はコロナの早期収束や商売繁盛を願いながら取引に臨んだ。
★水産業活性化プロジェクトが始動(6日) 函館市内の若手漁業者5人による水産業活性化プロジェクト「ハコダテフィッシャーマンズマルシェ」が始動した。第1弾の活動として2月21日に、シエスタハコダテ(本町)前で地場魚介の産直を計画している。
★アプリで函館の街巡り(7日) スマートフォンのGPS機能を活用し、函館も舞台になったアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地巡りを楽しむアプリが登場した。五稜郭タワーなど市内10カ所の対象施設を周遊すると、ラブライブのキャラクターの会話や音楽が聞こえ、共に街歩きしているような気分になれる。11日まで。
★受験シーズン本格化(7日) 道教育大附属函館中学校で6日、今年度の入学試験が行われ、新型コロナウイルス感染対策のもと、市内外の小学6年生148人が試験に臨んだ。今後、市内では8日に函館ラ・サール中の入試、16、17日に今年度から始まる大学入学共通テストが3会場で実施され、受験シーズンが本格化する。
★ビジネス、観光…函館にも影響(8日) 政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、東京と神奈川、千葉、埼玉の1都3県に対し、特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令した。北海道は対象地域から外れているものの、首都圏とのさらなる往来抑制につながるとして、函館でもビジネスや観光などへの影響を懸念する声が聞かれる。
★函館の「冬割」新規予約販売一時停止(8日) 函館市は7日、冬季閑散期の観光誘客につなげるため、市内のホテルや旅館の宿泊費を最大半額とする「函館の冬割」の対象商品について、すべての新規予約販売(8日以降)を一時停止すると発表した。政府が東京など首都圏1都3県に緊急事態宣言を発令したことを受けた措置。予約販売は宣言解除後に再開する予定で、市民の利用のみ販売は継続される。
★市内の累計感染者200人超(9日) 市立函館保健所は8日、市内で8人が新型コロナウイルスに感染したと発表し、市内での感染確認は累計201人となった。昨年12月10日に100人を超えてから約1カ月で200人に達し、同保健所は「昨年末に発生した2件のクラスター(集団者感染)が増加の要因」として、さらなる感染拡大への警戒を強めている。