★函館へのクルーズ船寄港、２０年度は最多５０回（２日）　函館市がまとめた２０２０年度のクルーズ客船入港予定によると、寄港数は５０回で、過去最多となった１９年度の４７回を上回る見通し。過去最大となる１７万トンクラスの大型船など１０隻が初寄港するほか、英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」が３回入港予定。

　★七飯道の駅、来場者２００万人突破（２日）　道の駅「なないろ・ななえ」は１日、来場者数が２００万人を突破した。２０１８年３月２３日に開業し、約１年１０カ月での大台に中宮安一町長は「１月は天候が良かったこともあり、予想よりも早く２００万人に達した。たくさんの人に来場してもらい本当にありがたい」と話した。

　★外国人宿泊客向けに夜のスタンプラリー開始（３日）　ＪＲ函館駅周辺の観光施設とホテルが連携し、１日から外国人宿泊客を対象とした夜間限定のスタンプラリーを始めた。１１日まで午後６時以降に駅や西部地区の施設でスタンプを設置。抽選会場ではアンケートを行い、外国人観光客の夜間の需要を調査する。

　★遺愛が６年連続総合グランプリ（３日）　第７回道南地区吹奏楽コンテスト（実行委主催、函館新聞社など後援）が２日、七飯町文化センターで開かれ、中学、高校の吹奏楽バンド１３団体が熱演を繰り広げた。最高賞の総合グランプリには、遺愛が６年連続で選ばれた。

　★函館市が宿泊税概要示す、一人１泊２００円の定額制（４日）　函館市は３日、観光目的税の概要を明らかにした。「宿泊税」として旅館やホテル、民泊住宅などの宿泊者を対象に、一人１泊２００円の定額制とし、外国人客の受け入れ環境整備など観光関連経費に充てる。条例案を定例市議会に提出し、総務相の同意を得た上で早ければ来年１０月からの施行を目指す。

　★生鮮イカの市場取扱過去最低に（４日）　道南スルメイカ漁が１月末に終了し、函館市水産物地方卸売市場での今季の生鮮スルメイカの取扱量が、統計が残る２００５年以降、過去最低を更新する７４９トン（速報値）にとどまったことが分かった。これまでの最低数量だった前年同期に比べ８９トン（１０・６％）の減少。

　★棒二森屋跡地で１９０億円再開発案（５日）　昨年１月末に閉店したＪＲ函館駅前の百貨店「棒二森屋」（若松町）の跡地利用について、再開発準備組合がまとめた事業計画案の内容が判明。概算で約１９０億円をかけ、マンションとホテル、商業施設を建て、２０２５年度末に完成を目指す。準備組合は１４日に開く臨時総会で正式に決定する方針。

　★医師会健診検査センター無料連絡バスの運行開始（５日）　昨年１月に函館市田家町に新築移転した市医師会健診検査センターは、２～３月の期間限定で湯川町３の旧センターと現在の健診検査センターを結ぶ無料連絡バスの運行を開始した。毎週月曜日に２往復し、毎週金曜日までに事前予約する。

　★摩周丸、１７年ぶり海上航行（６日）　函館市青函連絡船記念館摩周丸（若松町）が５日、船体の修繕のため１７年ぶりに若松埠頭（ふとう）の桟橋を離れた。対岸の函館どつくで塗装などを施す。２６日中に元の場所に戻ってチェーンなどを付け直し、３月６日から再び開館する。

　★私立高入試出願状況示される（６日）　函館市内の私立高校は５日、２０２０年度一般入試の願書の受け付けを締め切った。同日午後５時現在、函館ラ・サールを除く７校のうち、最も高い倍率となったのは前年度に引き続き函大付属有斗の特別進学コースで８・０倍だった。

　★函館市が緊急対策資金でコロナウイルス対応支援（７日）　函館市は、新型コロナウイルスによる肺炎の流行を受け、経営に直接的または間接的に影響を受けている市内の事業者を対象に金融支援を行う。自然災害による被害の復旧資金に充てる市中小企業融資制度の「緊急対策資金」を適用。上限は運転資金１０００万円、設備資金３０００万円。

　★五稜郭病院で心房細動の最新治療を実施（７日）　函館五稜郭病院は今年１月、不整脈の一種である心房細動に対する根治療法「クライオバルーンアブレーション」を道南で初めて実施した。バルーンを用いて心筋組織を冷凍凝固し、心房細動を引き起こす肺静脈から出る異常な電気信号を遮断する。

　★函館市の一般会計１３４８億円（８日）　函館市は７日、２０２０年度の予算案を発表した。昨年４月の市長選後の政策予算を反映させた本年度６月補正額と比べ、一般会計は２％減の１３４８億５０００万円と２年ぶりの減額。

　★聖火ランナー、渡島、桧山からは５人（８日）　東京オリンピック聖火リレーの北海道実行委は、６月１４、１５の両日に実施されるリレーのランナーを決定したと発表。渡島、桧山からは５人の名前がエントリーされた。