■旧小林写真館、来年3月末で閉店(4日) 道内に現存する写真館では最古の建物として知られる、函館市大町2の「旧小林写真館」が、来年3月末で閉店することが決まった。長らく空き家状態にあった中で2009年に新たな店子が入居、写真館として営業を続けてきたが、10年で一区切りをつける。
■現役高校生漫才コンビ「ダブルグッチー」、大会優勝誓う(5日) 3月から函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)でショーを開いている、函館稜北高校3年の水口勝心君(17)と木戸口育未君(17)による現役高校生漫才コンビ「ダブルグッチー」が4日、宮城県で開かれる「ハイスクールマンザイ2019」での優勝を誓った。これまでのショーに訪れた約700人から寄せられた約300件の応援メッセージをまとめた横断幕が贈られた。
■はこだて国際民俗芸術祭開幕(6日) 世界各国のアーティストが函館に集結し、民族音楽や大道芸を披露する「はこだて国際民俗芸術祭」(ワールズ・ミート・ジャパン主催)が5日、11日までの日程で函館市元町公園を会場に開幕した。12回目の開催となる今年はロシアやフィリピン、アルジェリアなど海外から11組、国内から18組の全29組のアーティストが出演している。
■港まつり最終日も熱く(6日) 開港160周年記念函館港まつり(実行委主催)は最終日の5日、JR函館駅前で「函館港おどり・いか踊り大会」などが行われた。大勢の市民や観光客が参加し、元気いっぱいの踊りで函館の一大イベントを締めくくった。
■虐待認定、過去最多626件(7日) 函館児童相談所(児相)に2018年度、渡島、桧山管内から寄せられた児童虐待に関する相談のうち、虐待と認定し処理した件数が過去最多の626件(速報値、前年度比138件増)だったことが分かった。全体の相談件数も同96件増の695件に上った。虐待に対する社会的関心の高まりや、警察が面前DV(ドメスティック・バイオレンス)を通告するケースが増えたことが要因とみている。
■九重部屋で夏合宿(7日) 九重部屋(東京)の力士たちが6日、「横綱千代の山・千代の富士記念館」の館内土俵で朝げいこに臨んだ。先代九重親方(元横綱千代の富士)が町出身の縁で、2年ぶりの開催。多くの来館者たちが見守る中、力士たちは汗だくになりながら、激しいぶつかりげいこに取り組んだ。
■函館中部、山形東ナインが73年ぶりの再戦(7日) 夏の高校野球の前身となる1946(昭和21)年の全国中学校優勝大会で対戦した函館中部高校(田尻勝敏校長)と山形東高校(佐藤俊一校長)の交流試合が6日、オーシャンスタジアムで開かれた。戦後初の全国大会初戦で函館中、山形中が戦い、試合に敗れた山形中が余った米を贈り、函館中もイモを渡したことが両校で語り継がれている。この日の交流試合は山形東が制し、73年前の雪辱を果たした。
■ご当地自慢を川柳に(8日) 函館市と第一生命函館支社は今年、同社の人気コンテスト「サラリーマン川柳」の函館版となる「どさんこ函館自慢サラ川」(函館新聞社など後援)を初めて実施する。テーマは“どさんこ函館自慢”で観光、特産品、食、地域イベントなどさまざまな話題を生かしたユニークな作品を9月末まで募集している。
■コンテナヤード拡充へ(9日) 函館市は今年度、コンテナ貨物の増加に対応するため港町埠頭(ふとう)のコンテナヤードを拡張する。コンテナヤードの北側4840平方メートルを新たに整備。来年1月の利用開始を目指す。
■函館空港旅客数、30年後に331万人 空港民営化で目標(10日) 函館空港を含む道内7空港の一括民営化に向け、優先交渉権者に選ばれた道エアポートグループは9日、各空港の民営化後の目標を示し、函館空港は30年後の2049年度までに旅客数を331万人に増やすことなどを目標とした。