★客船クルーズシーズン幕開け(14日) プリンセス・クルーズ社(米国)の大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)が13日、函館港港町埠頭に入港し、今季のクルーズシーズンの訪れを告げた。今年も遺愛女子高校の生徒が通訳ボランティア活動を通じて歓迎の意を伝えた。同船の函館寄港は6年連続。今年は6回の入港を予定。
★青空にナイスショット! 市営PG場オープン(14日) 函館市内4カ所の市営パークゴルフ(PG)場が13日、今季の営業を開始した。春を待ちわびた愛好者が続々と訪れ、久しぶりの屋外コースを楽しんだ。営業が始まったのは、空港緑地志海苔ふれあい広場(志海苔町294)、すずらんの丘公園(滝沢町93)、白石公園(白石町208)、恵山シーサイド(高岱町59)の4施設。
★函館市長選、函館、北斗両市議選告示(16日) 函館市長選挙と函館、北斗の両市議会議員選挙は14日、告示された。函館市長選は、無所属新人で元弘前大大学院准教授の武田春美氏(64)と、無所属現職で3選を目指す工藤寿樹氏(69)が選挙カーで市内をくまなく回り、有権者に支持を訴えている。同時に告示となった函館市議選(定数27)には33人、北斗市議選(同22)には26人が立候補し、こちらも激しい舌戦を繰り広げている。
★善智寿会が事業停止、負債10億円(16日) 3月まで函館市柏木町で「飯田内科クリニック」を運営していた医療法人社団「善智寿会」(函館市本通3、平原哲也理事長)は10日までに事業を停止した。東京商工リサーチ函館支店によると、負債総額は約10億円。事後処理を弁護士に一任し、今後は破産するとみられる。同法人は2月まで、日吉コミュニティエリア(コンテ日吉)の代表法人だったが、市保健福祉部は善智寿会の事業停止に関し「コンテ日吉への影響は少ない」とする。
★乙部で36年ぶり選挙戦突入(17日) 桧山管内の乙部、厚沢部、今金の3町では16日、町長選が告示された。乙部では、いずれも無所属新人でNPO法人顧問の今昭人氏(57)と前町議の寺島努氏(53)=届け出順=の2人が立候補を届け出た。同町長選が選挙戦になるのは36年ぶり。一方、厚沢部町は無所属現職の渋田正己氏(75)、今金町は無所属現職の外崎秀人氏(69)以外に立候補者はなく、無投票当選が決まった。一方、町議選は渡島4町、桧山6町の計115議席に合わせて125人が立候補し、7町で選挙戦に突入。森、厚沢部、奥尻の3町は無投票となった。
★若松埠頭にクルーズ客船初接岸(17日) 昨年10月に暫定供用が始まった函館港若松埠頭(ふとう)の客船専用岸壁に16日、第一船となるアザマラ・クラブ・クルーズ社(米)の「アザマラ・クエスト」(3万277トン)が初接岸した。JR函館駅からわずか約300メートルの場所に姿を現した迫力ある船体は、今年で開港160年を迎えた函館港の新時代を印象付け、関係者が盛大なセレモニーで歓迎した。今年は4万トン級までの客船延べ17隻が接岸する。本格供用の開始は22年度の予定。
★鈴木直道氏が道知事選当選後初の道南入り(20日) 7日投開票の道知事選で自民、公明、新党大地の各党の推薦を受けて初当選した鈴木直道氏(38)が19日、道南入りした。鈴木氏の道南後援会として3月上旬に発足した「活力あふれる北海道の未来を実現する会・道南」の役員ら約40人と懇談し、次期知事として道政に臨む決意を述べた。