★棒二閉店後に複合施設 イオンが再開発計画(18日) 流通大手のイオン(千葉市)が、傘下に持つ函館市若松町の老舗百貨店「棒二森屋」を閉店し、本館とアネックス館の跡地に商業施設、ホテル、マンションが入る複合施設を新設する計画を固めたことが分かった。同社は「可能な限り早く計画を進めていきたい」としている。
★佐藤国男さんニューヨークで木版画展、CFで渡航支援(18日) 函館在住の木版画家、佐藤国男さん(66)の個展が4月、米ニューヨークで開催される。佐藤さんの作品を函館から世界に発信しようと、市民有志らが実行委員会を組織し、クラウドファンディング(CF)で渡航費用の調達を目指している。
★春の彼岸入り(19日) 春の彼岸入りの18日、先祖の供養のため、道南各地の墓地には多くの市民が墓参りのため足を運んだ。雪解けが進み足元がぬかるむ中、市民らは墓の前で静かに手を合わせ、先祖の霊を慰めていた。
★鹿部本別漁港沖合で漁船同士が衝突、1人死亡(19日) 18日午前11時40分ごろ、鹿部町本別の本別漁港付近の沖合で、ともに鹿部漁協所属で、ホタテ漁船「第八栄徳丸」(8・5トン、乗組員1人)とナマコ漁船「親潮丸」(1・6トン、同)が衝突、親潮丸の船長(75)が海に投げ出され死亡した。第八栄徳丸の男性船長にけがはなかった。
★函館地裁、大間原発の建設差し止め認めず(20日) 函館の市民団体「大間原発訴訟の会」が、国と電源開発(東京)を相手取り、青森県大間町に建設中の大間原子力発電所の建設・運転差し止めを求めた訴訟で、函館地裁(浅岡千香子裁判長)は19日、「現時点で重大事故の具体的危険性を認めるのは困難」として、原告の訴えを棄却する判決を言い渡した。2011年の東日本大震災後、建設中の原発では初の司法判断。
★函館の積雪ゼロに(20日) 函館市内は19日、朝から気温が上昇し午前9時49分に最高気温7・5度を記録。この陽気を受けて、今月2日には74センチあった積雪がゼロとなった。暖かさに誘われるように、市内大川町の斜面には、春の到来を告げるフクジュソウが小さな花を咲かせた。
★函館―バンコク線就航秋以降へずれ込み(21日) タイの格安航空会社(LCC)「タイ・エアアジアX」が今夏の開設を予定していたバンコク―函館線について、就航時期が秋以降にずれ込むことが関係者への取材で分かった。他路線との機材繰りがつかないことなどが要因とみられる。
★亀尾と上湯川小統合へ(21日) 函館市学校教育審議会は、市教委から2016年7月に諮問を受けた上湯川小学校、旭岡小学校、亀尾小学校の統合案について「亀尾小と上湯川小の統合が必要」との答申を、辻俊行教育長に行った。統合校を上湯川小とすることが望ましいとし、旭岡小は現時点では統合を先送りし、継続審議とした。
★全日本アンサンブルコンテストで道南勢3校大健闘(22日) 全日本アンサンブルコンテストが21日、神奈川県横須賀市のよこすか芸術劇場で開かれ、中学校の部で上磯の金管8重奏が最高賞の金賞を受賞。高校の部では遺愛のクラリネット8重奏、大学の部の道教育大函館校のクラリネット4重奏がともに銀賞を受賞した。
★木古内駅前にホテル建設へ 地元有志が新法人(22日) 札幌、北広島などで「クラッセホテル」を運営するアンビックス(本社・札幌市)が、木古内駅近くの町有地でホテル開業を計画していることが分かった。ホテル名は「クラッセイン木古内」(仮称)。建設は地元商工業者が立ち上げる新法人「木古内ホテル企画」が行う。
★ハイカラ號、今年は土日祝日中心に運行(23日) 函館市企業局交通部は、復元チンチン電車として人気の「箱館ハイカラ號(ごう)」について、新年度の運行日を土日祝日と繁忙期のみに変更する。本数は1便減らし、1日3往復の運行。老朽化した車両の保全のため、4月15日~10月31日の期間で需要が見込める日の限定運行となる。
★コンブ養殖技術などに理解深める(23日) 本年度の「函館市水産産学連携交流会」が22日、恵山コミュニティセンターで開かれた。漁業関係者約50人が参加。ホッケの資源変動やコンブの養殖技術改良研究の成果報告などが行われた。
★七飯道の駅待望のオープン(24日) 道の駅「なないろ・ななえ」が23日、国道5号沿いの七飯町峠下380にオープンした。晴天に恵まれ、物販や飲食テナントなどは多くの来場者でにぎわった。
★天津航空が定期便再開に意欲(24日)中国を訪れていた函館市の官民トップでつくる観光客誘致訪問団が23日、帰函した。定期便運休中の航空会社などに運航再開を働きかけ、このうち天津航空は、天津線再開に意欲をみせた。