★青函トンネルと瀬戸大橋開業30周年で共同キャンペーン(11日) JR北海道とJR四国は10日、新函館北斗駅で、青函トンネルと瀬戸大橋の30周年を記念した共同企画「青函トンネル&瀬戸大橋線開業30周年記念キャンペーン」のオープニングセレモニーを実施した。キャンペーンを記念したツアーの出発式や道南の主要駅などで歓迎イベントが行われ、節目の年を盛り上げた。
★洪水ハザードマップを改訂(11日) 函館市は新年度、大雨で市内を流れる道管理河川が氾濫した際に備える「洪水ハザードマップ」の改訂版を作り、市内全戸配布やインターネット上の「市防災ハザードマップウェブ版」で公開して周知を進める考えだ。おおむね「1000年に1度」の降雨量を想定しており、道が指定、公表する新たな洪水浸水想定区域を反映する。
★震災7年、朝市で津波想定訓練と黙とう(13日) 2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から7年が経過した11日、あの日の惨劇を風化させまいと、函館朝市協同組合連合会は函館西署と連携し、津波を想定した対応訓練を朝市近辺で実施するとともに、関係者が黙とうをささげた。
★函館どつくで今年最初の進水式(13日) 函館どつくの今年最初の進水式が12日、同造船所で行われた。市民ら約170人が見守る中、真新しい船が紙テープをなびかせながら海へ進んだ。
★東北への祈り花文字で(13日) 大野農業高校の生徒たちが11日、JR新函館北斗駅前で、「東日本大震災みんなのつどい」を開いた。園芸科の生徒が実習で栽培したパンジーを花文字にして並べるなどし、被災した東北の復興を祈った。
★函館市職員、29人が過労死ライン超す残業(14日) 函館市は13日、2016年度の時間外勤務について、市病院局と企業局を除いた市職員29人が、過労死ラインとされる月80時間を超えていたことを明らかにした。市は20年度までに1人当たりの月平均超過勤務時間を13時間とする目標を掲げ、長時間労働の解消に向けた取り組みを進める考え。
★SNSで中国客取り込め(14日) 函館市は新年度、中国人旅行客を対象とした観光プロモーションを強化する。当初予算に1300万円を計上。個人旅行化が進む中国では、有名人や人気ブロガーの発信する情報が旅行需要に大きく影響を与えることから、SNS(会員制交流サイト)や動画などを活用した3事業を展開し、函館の魅力をPRする。
★丸井地階に「はこだてキッチン」オープン(15日) 丸井今井函館店は14日、同店地階に道内の名産品や世界各地のワインを取り扱う「はこだてキッチン」をオープンした。初日は記念として特価品の販売やワインの試飲会もあり、開店直後から多くの人でにぎわった。
★輸入イカ共同調達、17社1300トン(15日) 函館市は14日、函館特産食品工業協同組合(55社)の輸入イカ共同調達に対する助成事業の実施状況を明らかにした。輸入数量を当初2000トンとしていたが、輸入価格の高騰で数量は約1300トン、購入した企業は補助対象49社のうち17社だったことが分かった。
★特急「北斗」で使用の「キハ183系」引退へ(16日) JR北海道が17日に行うダイヤ改正に伴い、函館-札幌間の特急「北斗」で使用している気動車「キハ183系」が定期運行から姿を消した。15日には函館線沿線で鉄道ファンが写真撮影する姿が見られた。
★道南農試場長が開発支援した「煮小豆」が新技術賞(16日) 道総研道南農試の加藤淳場長と食品メーカー「井村屋」(三重県津市)が共同開発した「煮あずき製法」(特許申請中)で製造した商品「煮小豆」が、日本食糧新聞社(東京)主催の第31回新技術・食品開発賞を受賞した。煮汁を捨てずに小豆の栄養を丸ごと閉じ込める製法で、加藤場長が商品開発を支援した。
★公立高校で合格発表(17日) 道内公立高校2018年度入試の合格発表が16日、一斉に行われた。渡島・桧山管内では全日制1809人、定時制47人の計1856人が合格し、「15の春」をつかんだ喜びにわいた。
★函館バス新ダイヤ 五稜郭駅―函工高前を新設(17日) 函館バスは、4月1日に改正する路線バスの新ダイヤを発表した。利用低迷により10系統(函館バスセンター―鉄山)など2路線を廃止する一方、JRや道南いさりび鉄道を使って通学する学生の利用を見込んで五稜郭駅前―工業高校前の43系統を新設し、通学時間帯に1便運行する。