★函館光成中で閉校式(12日) 来年4月に函館巴中学校に統廃合される函館光成中学校で11日、閉校式が行われた。在校生や卒業生ら計400人が出席し、69年の伝統をかみ締めながら、学びやに別れを告げた。
★高丘小、亡き児童の思い出詰まった「希望の時計」復活(12日) 函館高丘小学校は11日、グラウンドに新しい屋外時計を設置した。同校に通い、1980年に闘病の末に12歳で亡くなった硲(はざま)健一郎さんをしのんで作られた「希望の時計」の名前を受け継いだ2代目だ。
★函館で初雪観測、平年より10日遅れ(13日電子版) 函館地方気象台は13日、函館で初雪を観測したと発表した。同気象台職員が午前3時20分から約10分間、目視でみぞれが降っているのを確認。平年より10日遅く、昨年より14日遅かった。
★来年2月に「はこだてフードフェスタ」(14日) 来年2月24、25の両日、函館アリーナ(湯川町1)で開かれるグルメイベント「はこだてフードフェスタ」の概要が固まった。昨年同時期の「美食フェスタ」と比べて温かい飲食メニューを充実させるほか、子育て中の母親などを対象とした催事を同時開催し、家族連れら約2万人の来場を見込む。
★TPP11への懸念拭えず(14日) 11カ国による環太平洋連携協定(TPP)の早期発効に向けて米国を除いた新協定「包括的及び先進的な環太平洋連携協定」(CPTPP)が大筋合意したことを受け、道南の一次産業関係者からも農畜産分野への影響や、外国産の安い製品が国内市場に流入することによる価格競争の激化を不安視する声が上がっている。
★道南太平洋スルメイカ、11月以降低迷か(15日) 道総研函館水試は14日、11月上旬に道南太平洋で実施したスルメイカの調査結果をまとめ、「スルメイカの分布密度は過去の調査結果と比べ非常に低い」とした。同水試は今後の見通しについて「残念ながら昨年と同じく11月以降の漁獲は低迷するのではないか」とみている。
★ササラ電車、25年ぶりに化粧直しして試運転(15日) 函館市企業局交通部は14日、除雪用車両「ササラ電車」2両を試運転した。黄色と茶色のしま模様でおなじみの車両は、今年同じ色で25年ぶりに新しい塗装をまとい、本格的な降雪シーズンでの出動機会に備えた。
★ガソリン2年3カ月ぶり高値(16日) 函館市が14日にまとめた10日時点のガソリン1リットル当たりの平均価格は、前月比1・15円高の137・78円で、2年3カ月ぶりの高値となった。灯油の価格も高止まりする中、市民にとっては厳しい冬となりそうだ。
★函館米穀、地元産コメの海外輸出強化へ(16日) 函館米穀が2019年度に向け、地元産コメの海外輸出を拡大させる計画であることが分かった。「ふっくりんこ」などの地元ブランドを外国へ売り込み、輸出量を19年までに現在の約19トンから50トンにする計画。
★イカ不漁でアンケート、加工企業7割が価格転嫁(17日) スルメイカ不漁への対応として、函館市の加工企業の約7割が販売価格に転嫁したことが、道教育大函館校の孔麗(コンリー)教授(国際企業論)が行ったアンケート結果で分かった。
★桧山で初、北海道新幹線トンネル着工(17日) 北海道新幹線渡島トンネルの北鶉工区工事が始まり、厚沢部町町峠下にある作業坑入り口近くの仮設ヤードで安全祈願が行われた。本坑は来年1月30日から取り掛かり、2024年2月末ごろの完成を目指す。
★学校給食の衛生管理徹底 市教委が異物混入受け対策(18日) 函館市教委は、学校給食での異物混入防止対策をまとめた。9月に相次いだ異物混入事故を踏まえ、全調理場(33校)を緊急点検した結果、調理器具や機器の破損、亀裂、欠損などの不具合124件を確認。洗浄用スポンジの適切な使用や教室内での給食の安全性確保など対策を徹底する。
★椴法華の大龍寺が珍しい「座禅堂」新設(18日) 函館市椴法華地区の大龍寺(島泊町166)は、このほど座禅堂を新設した。計20人がいっぺんに座り、座禅を組むことができる珍しい施設だ。