★函館への交通機関、上半期は陸海空で明暗(5日) 函館と本州を結ぶ交通機関の2017年度上半期(4~9月)の北海道新幹線の利用客は約110万3400人で、開業ブームに沸いた前年を23%下回った。一方、フェリーの青函航路は、海外客の団体利用が追い風となって2年連続で上回り、好調を維持。航空路線はバニラ・エアの成田線が加わったことで4年ぶりに増加に転じ、陸海空で明暗が分かれた。
★食と地域の可能性考える(5日) 「地方創生!第2回まちづくり政策セミナー」(はこだて地方創生研究会主催)が4日、函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)で開かれた。講師によるトークイベントや基調講演を通じて、函館のイカ文化などに理解を深めた。
★はこだて検定、初級挑戦者過去最低に(6日) 道南に関するさまざまな知識を問う「第12回函館歴史文化観光検定(はこだて検定)」が5日、北大水産学部で行われた。初級の受験者は前回から半減し、140人と過去最低となった。
★ふるさと納税PR強化(6日) 函館市は「ふるさと納税」の申し込みが増える11月に入り、PR活動を一段と強化する。本年度は既に昨年度の約5倍の寄付額に達しているが、返礼品の定期的な追加・見直しを行うなどして、てこ入れを図る。
★棒二森屋閉店検討で文団協が署名活動(7日) 函館市文化団体協議会(今井憲克会長、加盟団体40)は、JR函館駅前の老舗百貨店「棒二森屋」が閉店や売却を含め検討している問題で、同店の継続、同店内の催事場の存続を請願する署名活動を始めた。
★天然マコンブ不漁、「砂の堆積」影響か(7日) 函館市南茅部地区における近年の天然マコンブ不漁の原因を探るため、南かやべ漁協が道総研函館水試などに依頼して実施したコンブ群落潜水調査の結果、調査海域の底に砂の堆積がみられることが分かった。同水試などは不漁の原因の一つに砂が影響している可能性があるとしたが、根本的な原因の究明には至らなかったとしている。
★北海道新幹線、54億600万円の赤字(8日) JR北海道は2016年度の線区別収支状況を発表。北海道新幹線(新函館北斗~新青森間)は54億600万円の赤字となり、同社が15年12月に公表した16~18年度平均の単年度収支想定より赤字額が6億円超過した。
★道南の食と観光売り込め(8日) 道内外からバイヤーを招き道南産品の磨き上げと販路拡大を図る「道南食と観光ブランドフェア」が7日、フォーポイントバイシェラトン函館で開かれた。道南や青森県から48社が参加し、商品展示会や商談会を通じて各社自慢の品をPRした。
★新規制は「国際基準満たさず」(9日) 函館市が国と電源開発(東京)に大間原発(青森県大間町)の建設差し止めなどを求めた訴訟の第14回口頭弁論が8日、東京地裁(林俊之裁判長)であった。函館市側は、原子力規制委員会が定めた新たな規制基準について「確立された国際的基準を満たしておらず、大間原発の安全性確保は不十分」などと主張した。
★18年の日ハム函館開催は7月5日の西武戦(9日) 日本野球機構(NPB)は8日、2018年のパ・リーグ公式戦日程を発表。北海道日本ハムファイターズの函館開催は7月5日(木)、オーシャンスタジアムで埼玉西武ライオンズ戦となった。試合開始時間などの詳細は未定。
★函館市、末広地区の港湾施設整備工事本格化(10日) 老朽化が進む函館市末広地区の港湾施設の整備工事が本格的に始まった。市は来年度末までに岸壁を改修し、遊歩道などを新設する計画。金森赤レンガ倉庫などが並ぶ人気の観光地を快適に散策できる環境を整え、ベイエリアのさらなる魅力度向上を目指す。
★五稜郭公園で雪吊り作業(10日) 冬期間の雪の重みから樹木を守る雪吊り作業が五稜郭公園で行われている。アカマツなどの木に支柱を添えて、枝に縄を張って、変形や枝が折れるのを防ぐ役割があり、降雪地ならではの風景を作り上げている。
★立憲民主党8区総支部が発足(11日) 10月の衆院選を受けて立憲民主党の地方組織となる「立憲民主党北海道第8区総支部」が10日、設立された。現職国会議員が誕生し党本部から早急に結成するよう指示を受け、道内でいち早く発足。代表には逢坂誠二衆院議員が就いた。
★高橋知事が遺愛女子高訪問(11日) 高橋はるみ知事が10日、函館市を訪れ、遺愛女子高校を訪問した。知事は校舎内を視察したほか生徒と懇談し、同校の魅力や将来の夢などを聞いた。