★一番ニラ肉厚で甘み強く(21日) 「北の華」のブランド名で知られる道内一のニラ産地、知内町で「一番ニラ」の収穫が進んでいる。今季は日照時間にも恵まれ、ビニールハウス内で青々とした葉が順調に伸び、甘い香りを漂わせる。生産者は「品質は120%の仕上がり。〝日本一のニラ″を味わって」と太鼓判を押す。
★産後ケア事業好調(22日) 産後の母親の心身をサポートする函館市の「産後ケア事業」が好調だ。事業の周知が進んだことが背景にあり、今年度の利用実績(昨年12月末現在)は、宿泊型と訪問型で既に2022年度実績を上回った。市は子育て支援の一環として利用者の拡大に力を入れる方針だ。
★「にじいろファーム」優秀賞(22日) 道開発局は19日、「わが村は美しく―北海道」運動第11回コンクールの受賞団体を発表した。道南からは優秀賞(道開発局長表彰)に「にじいろファーム」(七飯町)、奨励賞(函館開発建設部長表彰)に「ハコダテフィッシャーマンズ」(函館市)と「一般社団法人福島町まちづくり工房」(福島町)の計3団体が入賞した。
★「寒海苔」冬の荒波にもまれ(22日) 江差町内での岩ノリ摘みが21日、かもめ島で今シーズンの初日を迎えた。ひやま漁協江差支所海苔部会(辻裕樹部会長)のメンバー15人が、島の東側に広がる「千畳敷」などで、冬の荒波にもまれて育った「寒海苔」を採取した。
★子ども・子育て施策重点(23日) 函館市の2024年度予算編成で、大泉潤市長による査定が22日、始まった。市長は、市の喫緊の課題となる人口減少対策を重点に挙げ「未来への投資」として子ども・子育て政策を強化する考えを示すとともに、限られた予算を課題解決に向け重点的に配分すると強調した。
★五稜郭病院DMAT帰函(23日) 能登半島地震の医療支援で石川県に派遣された函館五稜郭病院(中田智明院長)の災害派遣医療チーム(DMAT)の5人が22日、現地での活動を終え帰函した。珠洲市の保健医療調整本部で全国から集まったDMATの指揮を執った。
★「日頃の業務生きた」(24日) 能登半島地震の医療支援で石川県に派遣された市立函館病院(森下清文院長)の災害派遣医療チーム(DMAT)の5人が23日、取材に応じた。現地での活動を「ドクターヘリの運航や救急医療で培った、正確に情報や連絡をやりとりすることなど日頃の業務を生かすことができた」と振り返るとともに、函館が被災した場合の災害医療の課題も指摘した。
★旭岡中リコーダー部「心一つに」全国へ(24日) 函館旭岡中学校リコーダー部(中村寧々部長、部員10人)は、3月に東京で開かれる「第45回全日本リコーダーコンテスト」(全日本リコーダー教育研究会主催)の合奏と重奏の2部門に出場する。両部門とも特に優れた団体に贈られる「花村賞」を目標に掲げ、熱のこもった練習を続けている。
★道営住宅、プロポで売却(25日) 函館市は、弥生町の旧函館西小、函館西中跡地の活用方針を公表した。西小の一部用地を公共施設として道が道営住宅を整備するほか、それ以外は公募型プロポーザル(企画競争入札)方式で民間事業者に売却し、新施設と西部地区が融合した活性化を目指す。
★ゲスト声優に大泉洋さん(25日) 人気漫画を原作とするアニメ映画シリーズ「名探偵コナン」の函館を舞台とした最新作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」で、俳優の大泉洋さん(50)がゲスト声優を務めることが発表された。
★道路損傷「過酷な現場」(26日) 能登半島地震で被災した石川県で、亀田葬儀社(函館市桔梗3)の川道一司社長(58)が、全国霊柩自動車協会(東京)災害時対策委員会の緊急輸送一次隊の一員として、遺体搬送業務に従事した。道路の損傷や渋滞、いまだ続く断水、新型コロナウイルス流行など過酷な状況下で活動して帰函。「大変な現場だった」と振り返った。
★共産、本間氏擁立(27日) 共産党は26日、次期衆院選道8区(渡島、桧山管内)での公認候補に、新人で同党函館地区委員会委員長代行の本間勝美氏(55)を擁立すると発表した。同党が8区に独自候補を立てるのは2014年の衆院選以来。8区では、6選を目指す立憲民主党現職で党代表代行の逢坂誠二氏(64)と、自民党新人で政策シンクタンク代表の向山淳氏(40)が立候補を予定しており、野党票が分散すれば、自民に有利な情勢が生まれる可能性もある。