和食の技を鉄板の上で進化させ
五感で料理を味わう楽しいひとときを
今年７月に暖簾を掲げた「和食鉄板かん山」は、道内の老舗ホテルや飲食店で腕を磨いた近安宏店主が、和食の技と鉄板料理のライブ感を融合させた創作和食を振る舞う一軒。「ふわふわダシ寄せ玉子」や「活ホタテ サクサク焼き」など、「定番の和食を一度崩し、鉄板の上で新たな形に昇華できるのが“和食鉄板”の面白さ。どうやって作るのか、調理の過程にも注目してほしい」と、板場の様子が手元まで見える開放的なカウンター席を前に日々腕を振るう。
前菜をつまみにビールで乾杯し、お造りの魚に合わせて焼酎や日本酒を味わい、目の前でフランベされた極上の黒毛和牛と赤ワインのマリアージュを堪能…。いろいろな鉄板料理を気軽につまめるよう一口サイズで提供したり、個室でゆっくり過ごせる予約制のコースは、要望に合わせて品書きを組み立てたり、さまざまなシーンで利用しやすい店づくりを心掛ける。「お客様から料理の反応をいただく時が、緊張する瞬間であり、やりがい。今はやる気さえあればいくらでも学べるので、勉強したことを自分流にアレンジして提供していきたい」と、常に期待を超える時間を届けられるよう研さんを重ねている。
（ハコラク ２０２２年１２月号掲載）
和食鉄板 かん山
函館市本町３‐７ かでる３７ビル１Ｆ
☎０１３８‐３８‐９００３
１７：００～２２：３０
（２２：００Ｌ.Ｏ）
日曜定休
加熱式たばこ専用喫煙室あり
キャッシュレス決済利用可
食を紡ぐ人／和食鉄板 かん山 近安宏さん
近安宏さん
目の前でフランベされる食材
店内
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