着実な仕事ぶりで顧客の心をつかむ
街の魅力を発信し活性化にも尽力
歴史ある西部地区で函館の地域活性化に積極的に取り組む塚本守社長が不動産会社を開業したのは、同業者の叔父のすすめで宅地建物取引士の資格を取得したのがきっかけ。37年前に現在の場所に事務所を構え、家業であるクジラ製品販売業にも関わりながら、2010年5月に法人化。塚本社長は「家や土地の購入は、人生において大きな出来事。内見中から心地良く過ごせるよう、お客様に合わせたサプライズを用意している」と言う。現地に直接足を運んで情報収集しデメリットも隠さず伝えるなど、実直な仕事を重ねて信頼を勝ち取ってきた。また、さまざまな市民活動を経て、人口が減少していく函館市の行く末を案じ、不動産業を営む立場から支援ができないかと、移住地としての街の魅力を首都圏を中心にPRして定住化をサポート。市公認団体「函館西部地区ロマン振興会」を設立してパンフレットやホームページを制作し、西部地区の情報を広く発信するなど、“住んでみたい街おこし”を実践している。
(ハコラク 2022年12月号掲載)
株式会社ABC不動産
函館市谷地頭町22‐5
☎0138‐27‐6316
9:30~17:30
日曜定休