気さくな人柄と持ち前のセンスを生かし 細やかな心遣いで着実に事業拡大
本間さんが中古車販売店「タクコーポレーション」を立ち上げたのは2010年のこと。函館工業高校卒業後、土木建築会社、中古車店勤務を経て独立。自宅に事務所を構えスタッフと2人でスタート、すぐに手狭になり、翌年現在の場所へ移転した。「車業界を経験したとはいえ、いざ自分で始めた時には、分からないことだらけだった」と、自ら広告塔として陣頭に立ち、見事な経営手腕を発揮し順調に事業を拡充。スマートフォンアプリを使った点検予定やメンテナンスの管理など、アフターケアと細やかなサービスを充実させ、女性スタッフのあたたかい接客と細部に手が届く心遣いが口コミで広がり「お客さんがお客さんを紹介してくれる」と、店舗は常に客でにぎわう。
「リスク管理を含めてノウハウが充実している」とマイカーリース提供実績20年以上の「西自動車商会」とFC契約し「スーパー乗るだけセット」を2017年に開始。広告での効果もありマイカーリースの業績も堅調、社内に活気が生まれ、居心地の良い空間がまた客を呼び寄せる好循環で、社員のやる気向上にも繋がった。最近は商用車の短期リースも手掛ける。良いと思ったものは経営者目線に掛けて即断即決、理にかなった物だけを積極的に取り入れる。「仕事はやりがいがあり日々充実しています」と話す本間さんは、ますます意欲を燃やしている。
(ハコラク 2019年7月号掲載)
株式会社タクコーポレーション
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