〝らしさ〟を大切にした飾り付けで心に残る記念日を演出
イベントや記念日をより素敵な思い出として心に残るよう会場やフォトブースを素敵に飾り、それぞれの主旨に沿ったストーリー、統一感を持たせた世界観を作り出す。
北海道初のアニヴァーサリー・プランナー、岡田さんは森町出身の元小学校教諭。この仕事と出合ったのは、育児休暇中「離乳食の参考に」と写真共有アプリを使い始め、区切られた四角の枠の中に自分の世界を作る楽しさに魅了され始めた頃。「美術系の仕事は教師とはまた別に、もうひとつの夢だった」と、当時知り合った “自分らしく生きる”女性たちの姿に後押しされ、新たな道へと進み始めた。
東京で開かれた一般社団法人「日本アニヴァーサリー・プランナー協会」の養成スクールのカリキュラムをこなし資格を取得。仕事は介護福祉施設の夏祭り、ハロウィーンイベントなどの会場装飾やフォトブースの設置、撮影会などさまざまで、「その人らしさを大切にしてテーマを提案、イメージ通りに世界を作り上げていくのは心が弾む」と顔をほころばせる。ショップや個人サロンの魅力をブラッシュアップするアドバイザーも始めた。いずれは子供向けのワークショップや講座の講師も考えており「いろいろなことに挑戦し、自分に合うものを突き詰めて行きたい」とまっすぐ前を見据えている。
(ハコラク 2019年5月号掲載)
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