〝ママがママを応援〟 函館をもっと子育てに優しい街に
奈良県出身の三木さんが夫の仕事の関係で七飯町に引っ越してきたのは16年前。当初は友人もおらず孤独を感じ、人と繋がりたいと興味があったフィットネスクラブで働き始めた。産後も復職しやすいのではとインストラクターの資格を取得したが、実際に育児が始まると両立の難しさを痛感。子供連れでの外出も容易ではなく「自分に子育ては向いていない」と感じる中で、母親が気持ちを解放できるような“ママの居場所”を作りたいと考えるようになった。
資格を生かし「ママボクサ」や「ベビーダンス」など母子のリフレッシュ講座を運営したのを皮切りに、平成24年には子育てイベントを企画する「ハピネットmama」としての活動をスタート。運営から出店者まで母親が中心となって開催する母親向けのイベント「mama祭」は今年6周年を迎え、来年は10月19日、20日の開催が決定。また、冬でも子供と遊べる全天候型屋内施設“ドリーム愛ランド”を構想し、ビジネスプレゼンテーションを通して夢実現の支援者を増やす大会に挑戦するなど情熱的に活動する。「ママだからこそできることと企業や行政をマッチングし、函館を子育てに優しい街にしたい」。日々奮闘する“ママ”からこれから“ママ”になる人まで、函館の子育てに笑顔の連鎖を届けようとどこまでも夢は広がる。
(ハコラク 2019年1月号掲載)
HAPINET mama
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http://hapinetmama.com/