生産者の顔が見える野菜が揃う
朝市ひろばのフードコート中央に並ぶブースは、10軒以上の生産者が出店する青果や海産物の「生産者直売市場」。「大久保農園」が直売を始めたのは昭和初期のこと。ジャガイモ農家だった初代がリヤカーや馬車に収穫物を積み、朝市の前身である市場で売っていたという。現在は3代目の大久保正博さん、茂美さん夫妻が市内2カ所と森町駒ケ岳の畑で低農薬、有機栽培、甘味たっぷりの野菜を育てている。夏には朝採れのトウモロコシやブロッコリー、レタス、秋から冬にかけてはジャガイモやダイコン、ハクサイなど旬の野菜がずらりと並び、常連客で賑わっている。
(ハコラク 2022年1月号掲載)
カクジュウ 大久保農園
函館市若松町9‐22(朝市ひろば内)
☎0138‐41‐6341(自宅)
6:30~12:00
日曜定休(7~10月は無休)