自然豊かな大沼散策中に立ち寄って
地元の恵みたっぷりのメニューを堪能
大沼国定公園近くに立つ「パブリックハウス ワンダー」は、来店した国内外の観光客と地元の人や近隣市町の人たちが交流を広げる社交場として、築40年以上の民家をリノベーションしてオープン。昼は食事とコーヒーが楽しめるカフェ、夜はバーとして営業し、ドミトリースタイルの宿泊施設を2階に備える。オーナーの山口颯一朗さんは札幌市出身。友人がゲストハウスを函館で立ち上げるにあたって、もともと興味があった企画・運営に参画するため来函、ノウハウを学んだのち、自然の素晴らしい大沼が気に入り移住。「ワンダー」オープンに先立って、冬もキャンプやグランピングができるキャンプ場「ビヤンド ヴィレッジ」を2020年1月に〝開村〟した。
食で地元農家や商店をバックアップしたいと食材は、主に大沼周辺から調達。メニューをその時々で変え、現在は彩りも鮮やかな「サラダボウル」がメイン。ほかにサンドイッチ、近くの精肉店で仕入れたラム肉を使うカレーなども揃える。山口さんは「大沼には、おいしい食べ物がたくさんあることも知ってほしい」と話し、町の魅力を絶えず現地から発信し続けている。
(ハコラク 2021年8月号掲載)
PUBLIC HOUSE WONDER
七飯町大沼町206‐1
☎0138‐86‐5895
12:00~15:00
※現在は上記時間で短縮営業中
水・木曜定休
禁煙
P有り(5台)
キャッシュレス決済利用可