地元の恵みを凝縮させた本格スペイン料理に舌鼓
日本におけるスペイン料理の第一人者・深谷宏治オーナーシェフが腕を振るう「バルレストラン ラ・コンチャイバスク」。2021年からコロナ禍の影響で休業していたが24年に現店名に改め、メニューを一新して営業を再開した。長期休業を延長している姉妹店「レストランバスク」のスタッフがホールや厨房を担当し、地元食材の良さを存分に引き出したスペイン・バスク地方の料理を、ピンチョスやアラカルト、コースで提供している。
1917年築の建物「旧深谷米穀店」をリノベーションした、大正時代の面影を残す店には、立ち飲み用のカウンター、メインダイニング、和の設えの趣ある個室を用意。「ピンチョス9種類盛り合わせ」は生ハムを除くその日のラインアップから、味や食感、温度、調理法ができるだけ重ならないようにバランスよく組み合わせた、店のこだわりが伝わる一皿。自家製の生ハムやソーセージとともに煮込むスペイン伝統料理「コシード~たまふくら大豆の自家製生ハムの骨のスープ」といった本日の一品を、道南産ワインやシェリー酒と一緒に楽しみたい。
(ハコラク 2025年3月号掲載)
バルレストラン ラ・コンチャイバスク
函館市末広町14‐6
☎0138‐27‐2181
17:00~22:00L.O
※日曜は22:00まで(21:00L.O)
月・第1火曜定休
禁煙
P有り(2台)