レトロモダンな店の滋味深く体に優しいカレー
花園商店街に軒を連ねる「すぱいすかれーHARU.」は、地元食材を軸にしたカレーを提供。佐々木愛店主は産後の不調を改善しようとしていた時に出合った、北広島市のスパイス専門店「メランジェ」が調合するスパイスの効果に助けられたという。その良さを広めたいと今年4月から、夫の佐々木善崇さんが代表を務めるイタリアンベースの居酒屋「エゾバルバンバン函館五稜郭店」で、昼の時間帯に間借り営業でカレー店をオープンし、ノウハウを身に付けた。「商店街の雰囲気も良く、家族との生活も大切にできる自宅近くだったこと」が、現在の場所への移転の決め手で、店をレトロモダンなカフェ風にリノベーションした。
どの世代も食べられるよう〝おいしい辛さ〟を追求したスパイスカレーは、体を中からじんわりと温め、寒くなるこれからの季節にもおすすめ。カレーに加える水出し真コンブだしが、味に深みを生み出す。中でも殻付きガーリックシュリンプが彩る「ココナッツ香るエビカレー」は盛り付けにもこだわった自信作。横に添えた「ミニトマトのミントマリネ」などの野菜中心の副菜も好評だ。
(ハコラク 2024年12月号掲載)
すぱいすかれーHARU.
函館市日吉町3‐44‐13
☎なし
11:30~15:00
(14:30L.O)
不定休
禁煙 P有り