地場食材を使ったカレーとスパイス料理を肴に
ナチュラルワインやクラフトビールを気軽に
「ハッチャギ」は、昼はカレー専門店、夜は季節のスパイス料理で飲める酒場としてにぎわうカリーバー。東京のカレー店で腕を磨いた盛田涼介店主は、ホールスパイスや粗挽きスパイスの粒立つ食感や香りをアクセントに、かむ度に異なるスパイスが弾けるリズム感あるカレーを用意。地場野菜のダシで肉の旨みとスパイスを際立たせる「知床鶏のチキンカレー」は昼夜問わず定番の人気だ。
フレッシュなハーブや野菜がみずみずしい「あかり農場の塩レモンポークキーマ」、自家製ベーコンが香るポテトサラダ、知内町産カキにスパイスオイルを染み込ませたアチャール、注文ごとに窯で焼きあげ、旬の手作りジャムを添えたタンドリーチキン…。夜はナチュラルワインやクラフトビール、サワーに合う創作カレーとつまみを揃え、カジュアルに楽しめる空間を築く盛田店主。無農薬栽培の新規就農農家や若手漁師など、道南の生産者と交流を深め、誰もが安心して口にできる料理を目指し、地元の良さを伝える食体験を届けている。
（ハコラク ２０２３年９月号掲載）
ハッチャギ ＣＵＲＲＹ ＢＡR
函館市美原３‐３８‐３
☎０１３８‐８４‐１６０４
１１：００～１４：００Ｌ.Ｏ
１８：００～２４：００
（２３：３０Ｌ.Ｏ）
※日曜・祝日は１１：００～２０：００
（１９：３０Ｌ.Ｏ）
木曜定休
禁煙 Ｐ有り
キャッシュレス決済利用可
住宅街の料理店⑤／ハッチャギ ＣＵＲＲＹ ＢＡＲ
「知内産カキのアチャール」など季節の３品が登場する「前菜盛り合わせ」（１，１００円）。キタアカリやシャドークイーンを使用する「２色のポテトフライ」（６５０円）は、カリッとした食感を追及。８種類ほどある夜カレーは単品６００円～。
「知床鶏のタンドリーチキン」（１，３００円）を焼く釜・タンドールで、夜限定の自家製ナン（３００円）も提供する。
カウンターとテーブル席、小上がりがある店内は、おしゃれで肩肘張らない雰囲気。ソムリエ資格を持つ盛田店主がセレクトするナチュラルワイン（グラス６００円～）やクラフトビール（３３０ｍｌ瓶１，０００円～）を目当てに、仕事帰りに立ち寄る人も。
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