〝サクモチ〟食感クレープを
レトロな雰囲気と一緒に味わう
西部地区の古民家を利用して2021年に開店し、昨年現在の場所へと移転した「街角クレープ」は、白い壁を基調としたどこか懐かしいレトロな雰囲気。目を引く大きな古時計、擦りガラスの入った茶箪笥、足踏みミシンなど昭和時代の家具をセンス良く配置した店内に足を踏み入れると、ふわりと漂う甘い香りに心が弾む。
自慢のクレープは、後藤舞子代表が試行錯誤を繰り返してたどり着いた一品で、純生クリーム入り、クリームなし、食事系と3パターンを用意。毎朝新しいものを用意する独自ブレンドの小麦粉のほか、純生クリームやバター、牛乳は北海道産、トッピングやソースもひと手間かけたオリジナルと材料にもこだわっている。焼きたてをすぐ頬張れば、クレープ生地としては珍しいサクッとした歯触り。食べ進めていくとクリームや具材と絡み合って少しずつもっちりとしてきて、時間の経過とともに変わっていく食感を楽しめる。また、シュワッと爽快な「クリームソーダ」は色合いも涼しく、暑くなるこれからの季節にぴったりだ。
(ハコラク 2023年6月号掲載)
街角クレープ
函館市末広町12‐8 2F右
☎なし 11:00~17:00
※なくなり次第終了
月・火曜定休
P有り
インスタグラム「machikado_crepe」