行楽に彩りを添える磯の香り際立つ
町民のソウルフード
70年以上続く「温泉旅館矢野」の館内にあるレストランでは、「本まぐろの山わさび漬け丼」など地元食材の魅力あふれるメニューを用意している。中でも極寒の冬の海で手摘みして手作業で木枠に広げ、天日干しした岩ノリをふんだんに使用する松前名物「海苔だんだん弁当」が不動の人気。ふっくら炊いたご飯の上に、炙って香りを立たせた岩ノリを二段重ねで乗せ、ダシしょう油を回し掛けてから、箸でノリが切れるようにラップで押さえ少し蒸らして密着させ、香りも閉じ込める。松前町民が昔から親しんできた素朴で優しい〝ぜいたく〟な味わいは、本格的な行楽シーズンを迎えるこれからの季節、ドライブや散策のお供にも最適だ。
（ハコラク ２０２３年５月号掲載）
レストラン 矢野
松前町福山１２３
☎０１３９‐４２‐２５２５ （温泉旅館矢野フロント）
１１：００～２１：００（２０：３０Ｌ.Ｏ）
※状況により変動あり
※１０～３月は１４：００～１７：００は中休み
無休（１０～３月は木曜定休）
禁煙
Ｐ有り
キャッシュレス決済利用可
道南 逸品探しの旅 ２０２３⑪／松前町 レストラン 矢野
旅館名物でもある松前名物「海苔だんだん弁当」は、女将自らが手作りする松前漬けなどとの相性も抜群。テイクアウトは１，４００円で予約注文が確実。
岩ノリ
岩ノリを炙って香りを立たせる
外観
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