骨董品に囲まれた古民家カフェで
焼きたて熱々を頬張る
西部地区にある「きんぎょ茶屋」は、築100年以上の古民家を利用した和風カフェ。入口の三和土や天井の梁、引き戸の窓ガラスなどを、そのまま生かしてリノベーションし、手作りの木製テーブルや椅子を配置。作り付けの棚にはアンティーク食器や陶器人形、ハンドメイド雑貨がずらりと並び、どこか懐かしい空間でサイフォン式コーヒー、和風パフェなどのスイーツが楽しめる。ボリューム満点のモーニング、ダシの効いたオムライスといったメニューの中で、ランチタイム限定の「焼きカレー」は、「いつもと少し違うカレーで、お客さまをもてなしたい」と3年前に登場した。数種類のスパイスをブレンドし、ややスパイシーに仕上げた牛肉カレーに、手作りホワイトソースと2種類のチーズを乗せてオーブンで焼き上げるドリア風で、優しい味わいが幅広い年代から人気。提供する直前にトッピングする卵が余熱で半熟になり、黄身を割って絡めて食べれば、まろやかさが増す。
(ハコラク 2023年4月号掲載)
きんぎょ茶屋
函館市末広町20‐18
☎0138‐24‐5500
11月~4月10:00~16:30
5月~10月10:00~17:00
(各30分前L.O)
水、第2・4木曜定休
禁煙
P有り(1台)
キャッシュレス決済利用可