★武田氏が出馬の意向(24日) 任期満了に伴う函館市長選(4月14日告示、21日投開票)に23日、元弘前大准教授で保健学者の武田春美氏(63)が無所属で立候補する意向を明らかにした。市長選をめぐっては、同日後援会事務所開きを行った現職の工藤寿樹氏(69)に対抗馬がこれまで現れず、戦後初の無投票となる観測が広がっていたが、一転して選挙戦になる可能性が出てきた。
★海自カレー大人気(24日) 函館・道南のグルメを一堂に集めたイベント「はこだてフードフェスタ2019」(実行委主催)が23、24の両日、函館アリーナで開かれた。普段は護衛艦でしか味わえない海上自衛隊のカレーや海鮮丼、スイーツなど多彩な食がそろい、大勢の市民でにぎわった。2日間で前年比16%増の2万5000人が訪れた。
★4月から系統番号変更(25日) 函館バス(森健二社長)は、4月1日のダイヤ改正に合わせ、路線バスの系統番号を全面的に変更する。函館市内・近郊の路線は2桁の番号を割り当てるなど法則性を持たせ、行き先を分かりやすくする。また、車両前面上部の行き先表示の表記も改善する。
★IT企業が保育所開設(25日) ITシステムの開発会社「グローバル・コミュニケーションズ」(函館市富岡町2、笹谷隆社長)は4月1日、同市桔梗町の函館テクノパーク内と石川町の2カ所に、企業主導型保育所を開設する。支店のある札幌市などでは既に同保育所を運営しており、函館では初めてとなる。
★はこだて・冬・アート展始まる(25日) 市民美術展「第19回はこだて・冬・アート展」(函館市文化・スポーツ振興財団など主催、函館新聞社など後援)が24日、市芸術ホールギャラリーで始まった。大将のまこだて・冬・アート賞受賞作3作品など25点の入賞作が決まった。
★プレミアム商品券発行へ(26日) 函館市は新年度、10月に予定する消費税率10%への引き上げに伴う対策として、低所得者と3歳未満の子がいる世帯を合わせた約8万人を対象にプレミアム付き商品券を発行する。割増率は25%で、500円券10枚つづりを1セットとし、4000円で販売する。
★ワイン用ブドウ産地拡大支援(26日) 函館市、北斗市、七飯町などは25日、国の事業の受け皿となる「みなみおしま醸造用ぶどう産地振興協議会」を設立した。ワイン醸造用ブドウに特化した広域の協議会立ち上げは、道内で初めて。フランスの老舗ワイナリー「ドメーヌ・ド・モンティーユ」の函館進出など、渡島管内でブドウ栽培を拡大する動きが相次いでおり、生産者の苗木購入を支援する狙いだ。
★6割超の世帯に独自の防災無線(26日) 函館市の石崎町会(田中勝廣会長)は、町内約220世帯に独自に防災用無線の戸別受信機を整備した。かつて漁協(函館市漁協石崎支所)が連絡用に整備した有線放送設備を更新する形で、市の補助金を活用。新たに無線局や屋外拡声器を整備し、災害時の避難呼び掛けなど、地域に必要な情報を独自に発信できる。
★過去最多49回入港予定(27日) 函館市は、2019年度のクルーズ客船入港予定をまとめた。寄港数は18年度実績に比べ22回多い延べ49回で、過去最多を更新する見込み。4月21日に世界的に有名な英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」(9万901トン)が道内初寄港を果たすほか、昨秋に暫定供用が始まった若松埠頭(ふとう)にも続々と客船が入港し、開港160年を迎えた函館港ににぎわいをもたらす。
★奥尻マラソン定員100人減に(27日) 6月15日に奥尻町で行われる「第6回奥尻ムーンライトマラソン」(実行委主催)の今年の募集定員が、昨年より100人少ない400人となることが、26日分かった。町内最大の「奥尻湯の浜温泉ホテル緑館」(客室85)が今年度で休業する見通しで、宿泊施設の確保が難しくなったため。
★名称「ハコビバ」に決定(28日) 大和ハウス工業(本社・大阪市)は27日、JR函館駅前の約9900平方メートルの市有地などで計画している複合商業施設開発プロジェクト「ロイヤルパークスER函館駅前」について、公募の結果、施設名称を「ハコビバ」に決定したと発表した。また、今年12月7日にオープンすることも明らかにした。
★減額したまま家賃徴収(2日) 函館市は1日、市内に4団体ある中堅所得世帯向けの市営住宅「特定公共賃貸住宅(特公賃)」について、条例で定めた20年間の家賃減免期間が終了していたにもかかわらず、直近の3年間で減額したままの家賃を徴収していたことを明らかにした。